※R-18Gな表現が含まれる為、閲覧注意
概要
葬式などで死体を焼く(火葬)など人工的に死体などの肉を除去するのではなく、自然的に肉が除去された状態のこと。
死体を野外などで数ヶ月放置していると、動物に食われたり細菌によって肉部分が分解・腐敗し、骨だけになるのが白骨化である。火葬された場合、熱で骨が崩れ原型をとどめない状態になってしまうことが多いが、ウジなどの小動物に食われた場合、きれいに骨が残る。基本的に高温多湿で換気の良い場所では腐敗=白骨化が促進され、その逆の環境だと遅延する。乾燥した環境だと腐敗が起こらないでミイラ化し、低温湿潤な環境だと肉が残ったまま化石化(屍蝋化)する。
戦争が少なく、火葬がほとんどとなった現代では一般人が目にすることは少ないが、殺人事件などでたまに白骨化死体が見つかるときもある。白骨化死体は歯科医療を受けていた場合はその歯型や治療痕から特定が容易であり、また生前に骨に何らかの外科処置を施したり、先天的に骨に異常がある人物も特定しやすい。
死体遺棄という観点から見ると、長時間隠匿の必要性、強烈な腐臭の処理やそれに誘われた動物の対策など、手間のかかる割に効果は低い。
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……のはずなのだが、
何故か『ヘタリア』のローマ帝国とゲルマンのイラスト(腐向け含む)が多く登録されている。どうやら理由は、原作のキャラクター紹介で「(二人の仲が)腐りすぎて白骨化した腐れ縁(のような関係)」と書かれていた為と思われる。 (「腐れ縁コンビ」参照)
創作においては、溶解液や熱線を浴びたり、捕食された結果、骨だけになってしまうというパターンも多い。通常は単純に死亡なのだが、白骨のままスケルトンの如く活動しているようなイラストも見られ、そういう場合はモンスター化・アンデッド化の側面を持っている。
白骨化能力を持つ者達
- ヤモゲラス (仮面ライダー)
- 殺人光線「デンジャーライト」で相手を白骨化させる。
- ピラザウルス (仮面ライダー)
- 鶏冠から「死の霧」を噴射し、人間を白骨化させる。
- ドクモンド (仮面ライダー)
- 地中に引きずり込んだ相手に消化液を吐き掛けて食い殺し、白骨だけを残す。
- フクロウ男 (仮面ライダー)
- 目から発する「殺人レントゲン」で相手を白骨化させる。
- ハリネズラス (仮面ライダー)
- 人間を白骨化させるウイルスを含んだ「殺人針」を投げる。
- モスキラス (仮面ライダー)
- 相手のあらゆる体液を吸い尽くし、後には白骨が残る。
- ウツボガメス (仮面ライダー)
- 「殺人スモッグ」を吐いて動物を白骨化させる。
- ドクロイノシシ (仮面ライダーV3)
- 毒牙で突き殺した相手を白骨化させ、悪魔の太鼓の魔力で蘇生させて操る。
- 殺人ドクガーラ (仮面ライダーV3)
- 動物を白骨化させる鱗粉をばらまく。配下の蛾も同じ鱗粉を持つ。
- ネプチューン(仮面ライダーX)
- 口から噴く溶解泡で人間を白骨化させる。
- ガマ獣人 (仮面ライダーアマゾン)
- 触角から発するガスで相手を白骨化させる。
- モモンガー獣人 (仮面ライダーアマゾン)
- 体から発する「殺人ガス」で相手を白骨化させる。
- ナメクジン (仮面ライダー(新))
- 右手から放つ「溶解細胞」で人間を白骨化させる。
- ドブネズゴン (仮面ライダー(新))
- 人間を白骨化させる「ネズラ毒」を扱う。
- バケガニ (仮面ライダー響鬼)
- 口や背中から発する溶解泡を人間に浴びせ、溶け残った骨を食う。育成係の童子と姫も同じ泡を発する。
- ホネゲルゲ (超人バロム・1)
- 相手をマントで包み込んだり、抱き締めたりして白骨化させる。白骨は完全に死んだわけではなく、ホネゲルゲの遺灰をかけると元に戻れる。
- 公害ナマズ (キカイダー01)
- 「ナマズガス」を吐いて人間を白骨化させる。
- ガリキ (超神ビビューン)
- 人間を白骨化させるガスを噴く。ガリキが死ぬと、骨にされた人々は元に戻れた。
- マグマゴン (ミラーマン)
- ガスを噴いて人間を白骨化させる。
- ジャイガー (ガメラ対大魔獣ジャイガー)
- 角から発する「マグネチューム光線」はあらゆる物を焼き尽くし、動物が浴びれば骨だけが焼け残る。
- ヘドラ (ゴジラ対ヘドラ)
- 体から発する「硫酸ミスト」で動物を溶かし、白骨化させる。
- デストロイア (ゴジラVSデストロイア)
- 動物の肉体を分解する「ミクロオキシゲン」を発し、魚等を白骨化させた。
- 人喰い蛾 (怪奇大作戦)
- 鱗粉に仕込まれた「チラス菌」により、動物を溶かして白骨化させる。
アンデッド化的な白骨化の例
- 山吹英三郎、山吹恵(有言実行三姉妹シュシュトリアン第20話)…原料魔によって原料に変えられた結果、白骨となってしまうが、手を動かす力と会話する力だけは残っていた。描写的には物品化に近い。