脳炎

のうえん

ウイルス感染によって脳が炎症を起こす病気の総称。

脳炎（のうえん）は、脳にウイルスが感染し、炎症を起こす病気。

インフルエンザ、麻疹、風疹などの合併症として発生することが多い。

症状

風邪のような症状で始まるが、やがて高熱・激しい頭痛・嘔吐・痙攣（けいれん）・意識障害といった症状があらわれる。

進行が早く治療が遅れると死亡することもある。また、治っても麻痺などの後遺症が残ることもある。

脳炎と診断されたら、直ちに入院治療をすることになる。

予防方法

規則正しい生活、バランスの良い食事を心がけ、普段から免疫力を高めておくことが重要。

また、インフルエンザ、麻疹、風疹、おたふく風邪（流行性耳下腺炎）、ロタウイルス胃腸炎など、ワクチンで予防できる病気に関してはできるだけワクチンを接種しておく。

関連タグ

• 感染症の一覧
• 日本脳炎 ： 蚊が媒介する感染症。ワクチンで予防できる。
• 狂犬病 ： ウイルスを持った哺乳類に咬まれることで感染する病気。致死率100％という非常に恐ろしい病気。
• インフルエンザ脳症 ： 乳幼児に多い、インフルエンザの重篤な合併症。
• 髄膜炎