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概要

『花いっぱいになあれ』とは…

龍の子太郎』や『ちいさいモモちゃん』などの著作で知られる松谷みよ子先生の代表作の一つ。

長く小学校1年生国語教科書に採用されていたため知名度は高い。


おはなし

学校の子どもたちが、

風船に、花の種をつけて飛ばしました。


「花いっぱいに、なあれ!」


その中の一つ、真っ赤な風船が、

町も村も通り抜け、子狐のコンがお昼寝をしている

お山の上まで飛んできました。


目を覚まし、

今まで見たことの無い

丸くフワフワしてて、細い茎の赤いお花を見つけたと思い…

コンは大喜び!


大切にお世話をしたのですが、

お花は、すぐに萎んでしまいました。


けれども…

それから、雨が降り続き、

ある日、コンがその場所に来てみると……!?



風船にまつわるちょっとイイ話

この話を読んだ子どもたちが、実際に風船で手紙などを飛ばす事が多発して…一時、問題になった事も有ったようだ。

しかし、近年では自然分解する風船が開発された事も有り、情操教育の一環として学校主催のイベントとして行われるケースも有る。


腹いっぱいになあれ

愛宕浜小学校(福岡市)の子どもたちが、

風船に、思い思いの夢を書いた手紙をつけて飛ばしました。


その中の一つ、2年生の怜音(りおん)君の風船は、

町も山も通り越し、120キロ離れた大分県豊後大野市で黒毛和牛を育てている

安藤さんの牧場まで飛んできました。


木の枝に引っ掛かった風船を見つけた安藤さん夫妻が、手紙を開くと…

幼い字で、

「大きなステーキをまるごと食べたい」


便箋に有った小学校のマークを手掛かりに

「これを食べて勉強、スポーツに頑張ってください」


そう書いた手紙を添え…

安藤さんは、怜音君に大きなステーキ肉を送りました。

ステーキ


嘘のような本当のおはなし。

(西日本新聞 2015年9月25日配信の記事より)



関連タグ

松谷みよ子 児童文学 童話

 風船

1年生 国語 教科書


実話 西日本新聞

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