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分類

和名ミミヅキピクミン
学名 Pikminidae auribus
分類歩根類・ピクミン科

解説

どの作品でも主人公が序盤に出会う黄色のピクミン。花の色は白。

色以外の差異として、頭の両側からのようなひだが生えている。


この耳状の部分はある程度の丈夫さと可動性を持ち、これを器用に使うことで穴を掘る事を得意としたり、空気抵抗を変化させ他のピクミンより高く投げられる特徴も有している。ブリトニーが書いた日誌レポートでは「体が軽い」とも書かれており、飛距離の長さは体重もある程度影響がある模様。


更に多くの生物にとって危険な電気に強い性質があり、決して感電しないどころか、むしろ通電によって快感やエネルギーの充実を感じると言う、ある種のハイブリッドな存在。ドルフィン初号機の分析から、空気中の静電気を蓄積しやすい体質であることも窺える。


元々植物の根が進化したピクミンは、脳や筋肉の神経回路の代替となる組織を、年月をかけ獲得していったと考えられるが、故に外部からの過電流によってそれら組織がダメージを受け、最悪ショック死しうる点も動物と変わらない。

このことから彼らは、他のピクミンとも異なる神経伝達方法を持っている可能性が窺える。


特徴

  • 高く飛ぶ

他のピクミンよりも高い場所まで投げ飛ばすことができ、高所の物を取ったり、背の高い原生生物への攻撃も比較的容易に行うことができ、ある意味電気耐性よりも有名な特徴となっている(『2』の主題歌でも、電気ではなく高く飛ぶ特徴がクローズアップされている)。


『3』以降は一切の高さを無視できる羽ピクミンが登場したが、高所へ飛びつくスピードはこちらの方が早く、空を飛んだアメニュウドウの迎撃には実は黄ピクミンの方が向いている。加えて(活きる場面こそ1箇所くらいだが)地面に着地してギミックを起動できるため、高い壁に阻まれた先にあるシーソーを動かすこともできる。


電撃を浴びても平気であり、電気を発する原生生物やトラップにも対応できるほか、自身を導線代わりにして電気系のギミックを動かすこともできる。

『1』では電気系の原生生物やトラップが登場しないため、オリマーがこの特徴に気づいたのは『2』で再会を果たした後であった。


『2』の電気は即死で危険度が高かったため、どのピクミンでも対処できる電極やエレキムシにも積極的に黄ピクミンが利用された。同作のラスボスも電気攻撃の脅威が大きく、最後の戦いを黄ピクミンに任せた人は少なくない。


  • 『1』では唯一バクダン岩を扱える

凄まじい爆発エネルギーを秘めた「バクダン岩」を持ち運ぶ事が出来る唯一の存在。硬い壁を破壊したり、原生生物に喰わせて大ダメージを与えることができる。

ただし、黄ピクミン自身は爆発耐性を持っていないので、操作を誤って爆死させてしまったプレイヤーも多いだろう。


『2』ではバクダン岩が彼らでも扱えない大型の物ばかりとなり、『3』では他のピクミン達もバクダン岩を扱えるようになり、『4』ではピクミンではなくプレイヤーが扱うようになったため、この個性は消失した。


  • 『3』以降は穴掘りが得意

『3』では穴掘りが得意で他のピクミンより素早くタテ穴を掘ることができる。タテ穴には探索メモやバクダン岩、橋の欠片などが埋まっているため、段取りよく作業する際に有益である。

…と言っても格別に早いわけではなく、また攻撃力が高いピクミンも穴掘りが早いため、ぶっちゃけ影の薄い特徴となってしまっている。


『4』では穴掘り速度が大幅上昇し、なんと通常の4倍の速度で掘り起こす。

加えて本作では攻撃力が穴掘りに関係しなくなっており、掘り起こし速度は黄ピクミンの独壇場になった。ここまで早いと「ダンドリチャレンジ」「ダンドリバトル」などでの活躍が期待される。


ピクミン3』での黄ピクミン

『3』ではバクダン岩の仕様変更、電気の弱体化、羽ピクミンの登場により、不遇と言われることが多い。


本作では『2』と比べ電気属性の原生生物が少なく、ビリーとアメニュウドウぐらいしか登場しない上に即死でなくなったこともあり、相対的に活躍の幅が狭くなってしまったと言える。


また、後半では空を飛べる羽ピクミンが抜群の相性を突けるタテゴトハチスズメトビカブリなど、黄ピクミンを敢えて優先する敵が少ないのも大きい。


しかし「迷いの雪原」や「哀しき獣の塔」などで電球を発光させなければ道を進めない場所も設置されているほか、電撃ゲートの数も前作から増えており、ギミック役としての活躍が多めとなっている。上記のギミックは黄ピクミン以外では絶対に解除不能であり、ラスボス戦での空中撃墜は羽より黄の方が得意など、やり込みプレイやRTAでは活躍の場はある。


ピクミン4』での黄ピクミン

本作品では、やはりこれまでの作品同様比較的早期に仲間入りできるピクミンとなる。本作では即死効果こそ消えたが電気属性が感電後に放置すると死亡する仕様となっている上に役目を食いがちだった羽ピクミンがやや仲間になるのが遅い上投げて届かないほどの高所にあるものを回収させることが不可能になったため競合することが少なくなり、『ピクミン3』と比べると役割は増えている。ただし、『3』にあった電球のギミックは廃止された。


加えて、『2』ではお馴染みの電気属性を持つ原生生物のエレキムシキショイグモ、新キャラのシビレオオバンなど相性の良い敵もそれなりにおり、戦闘面においても一定の活躍が見込まれる。


上記の特徴でも記載されていた通り、本作品においては土を掘るスピードが前作から圧倒的に向上しているので、穴掘り役としての価値も上がった。


余談

登場するたびに能力が変化することが多い。

『1』では高く飛ぶことと爆弾岩の扱いが能力であったが、『2』では爆弾岩は消え新たに電気耐性の追加、『3』では穴掘り能力が追加された他、通電を行えるようになった。

『4』ではあまり変化がないが、穴掘り能力がさらに高速化している。


『3』以降では投げた時の声が高くなった。なお、投げた時の声のみが変化しており、その他の声は掘る時以外は赤や青と変わりはない。


『1』の没データなどから、当初は全てのピクミンで爆弾岩が使えることが想定されていたようである。恐らく高く飛ぶ能力だけでは活躍が限定的なため、爆弾岩の扱いを黄ピクミンに割り振られたと考えられる。

爆弾岩を全種が使える仕様は、後に『3』で実装された。


特徴的な耳から、ドルフィン初号機ルーイからは「耳ピクミン」と称されている。ある意味『3』以降に発見されたピクミンの命名方法の先駆けだったりする。加えて『4』で判明した和名も『耳付きピクミン』となっている。


関連イラスト

黄ピクミンの生態お昼寝なんかもふもふしたいの


関連タグ

ピクミン

赤ピクミン 青ピクミン 紫ピクミン

白ピクミン 岩ピクミン 羽ピクミン

氷ピクミン ヒカリピクミン ハチャッピー

コッパチャッピー


カットロトム ヒスイマルマイン:任天堂の草と電気繋がり。

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