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MUGEN

むげん

この項目では、ゲームエンジン「M.U.G.E.N」について記述しています
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曖昧さ回避

他の意味でのMUGENは「無限」「」「ムゲン」を参照。

MUGENとは

Elecbyteが製作した、2D格闘ゲームエンジンである。
正式名称は「M.U.G.E.N」であるが、略記でMUGENとされることが多い。

古くはDOS時代に開発されたツールであったが、その後開発停止期を挟んで現在は
正式版の開発が再会され、進行中である。
(現行で最も広まっているバージョンはあくまでハック版であり、正式なものではない)

ユーザーサイドでカスタマイズ可能な部分を限界まで広げる設計により自由度の高さを確保し、
ユーザーの好みでキャラクターの制作からシステム面、セレクト画面やライフバー、
ラウンドコールやBGMなど、ほぼ目に見える部分はすべてカスタマイズ可能となっている。

早々からキャラクター制作に関するドキュメントや仕様などがオープンにされていたため、
キャラクターの製作が他の格ゲーコントラクションツールに抜きん出て非常に盛んなのも特徴。
ユーザーによって様々なキャラクターが作られ、
オリジナルキャラ
人数調整でその作品の格ゲーに登場しなかったキャラクター
・有名格闘ゲームのキャラクター
・格闘ゲーム以外のゲームのキャラクター
・アニメ/漫画などのキャラクター
・実在の芸能人をキャラクター化したもの
・格闘ゲームなのにシューティングをするキャラクター
など、とにかくキャラクター製作に関してはなんでもありの独自文化を持つ。

キャラクター一覧

カプコン
ストリートファイター
ロックマン
ヴァンパイア
サイバーボッツ
MARVELvsCAPCOM
ジョジョの奇妙な冒険
戦国BASARA

SNK
餓狼伝説
豪血寺一族
キングオブファイターズ
サムライスピリッツ
月華の剣士

アークシステムワークス
ギルティギア
ブレイブルー(ただし『ニコニコMUGEN wiki』では禁止されている)
P4U

エクサム
アルカナハート

同人出身ゲーム
EFZ
ヴァンガードプリンセス
アカツキ電光戦記
ニトロプラス
メルティブラッド
大番長
輝光翼戦記

版権ゲーム
ドラゴンボール
北斗の拳
電撃文庫FIGHTINGCLIMAX
MKV
東方Project
初音ミク

アニメ
舞-HiME
るろうに剣心
魔法少女まどか☆マギカ
とある魔術の禁書目録
アカメが斬る!
グラップラー刃牙
涼宮ハルヒの憂鬱
らき☆すた
けいおん!
MUSASHI -GUN道-
ゼロの使い魔
スクライド
ひぐらしのなく頃に
うみねこのなく頃に
そらのおとしもの
ニードレス
ヘルシング
タユタマ

ただし、こうした遊び方は後述するように当初Elecbyteが想定した遊び方ではなく、
特に既存のゲームのキャラクターのMUGENへの流用は後述する法的な問題を含んでいる。

法的問題性

既存のゲームから抽出されたグラフィックや音声などを元に
キャラクターを作成・公開することは著作権によって保護されたコンテンツの侵害となる。
現状で権利保有者が具体的な訴訟等の手段を取っていないというだけで、
法的な面から見ればこれらに関しては完全に黒である。
また、グラフィックをキャラクター製作者が製作した場合においても、
エフェクト素材や音声素材は既存のものの流用という場合があるため、こちらに関しても同上である。
また、有名人などを元にしたキャラクターも厳密な意味では肖像権(パブリシティ権)の
侵害、もしくはその画像の権利者に対する侵害になる可能性がある。

特に発売されたばかりの格闘ゲームのキャラ又はゲームそのものをMUGENで再現し公開する行為は、
そのままそのゲームの売り上げを台無しにしてしまう恐れがあるため、
タイムリリースルールを主張し、そうした製作物に関してハイパーリンクを控える向きも存在する。
(実際には「完全な再現」ではなく、あくまで「似たような挙動をするMUGENキャラ」であり、
 システム上再現不能なため代替処理をなされる場合なども存在する)

このような状況に対するElecbyteの公式見解は
「MUGENそのものと製作物の利用に関しては個人の良識に任せる」となっており、
認知するところではない、という格好になっている。
そもそもこの点はMUGENに限った話ではない一般向けゲームツール共通の問題である。
低性能とは言え既に『2D格闘ツクール95』『2D格闘ツクール2nd』もあったし、
格ゲーではないが『ドラゴンクエストIII』程度なら『RPGツクール2000』でほぼ100%再現出来る。

ただし、こうして作られた無数のキャラクターたちがサンプルとなり、
結果として人を集める呼び水として機能しているという部分も少なからず存在する。
とにかくユーザーの数が多くなった結果、クリエイターの母数が増え、
商業作品のキャラクター顔負けハイクオリティなキャラを製作する人や、
そうしたキャラクター向けにネット声優のキャストとしての起用、
エフェクト等、関連素材をフリーで公開したりするなど、クリエイティブ面でも
他の格ゲーコントラクションツールに比べて高い支持を受けているというのも事実である。
もちろんそうした手順により製作された完全オリジナルキャラクターなら法的な問題は無い。

あくまで当初Elecbyteが想定したのはカンフーマン等をサンプルとして
このように遊ぶことであり、決して商業作品のキャラを移植しまくって遊ぶというものではないため、
こうした事案の取り扱いについては注意が必要である。

ニコニコ動画におけるMUGEN

格ゲーという体をとっているが、ネット対戦の環境が存在していない事情もあり、
通常の格ゲーのようなプレイヤーによる対戦動画の数は少なく、
AI(CPU)同士による対戦動画(特にトーナメント)が主流である。
(例外的に、こうしたAIにプレイヤーが操作して挑むという動画はそこそこ存在する)
また、数は少ないながらも対人戦を精力的に行う動画投稿者により
シリーズ化されている対戦動画シリーズも存在する。

2007年後期頃からはこうしたAI対戦動画をトーナメント形式にした動画が投稿され始め、
ニコニコ動画内において人気を博すとともに類似の形式で進行する動画が増加した。

また、THE KING OF FIGHTERSシリーズやMARVEL VS. CAPCOM等のように
公式からクロスオーバー作品が数多くリリースされており、もともと同人/二次創作などにおける
他社・他ゲームとのクロスオーバーに容認であった格ゲー同人界の文化から派生して
二次創作SSとMUGENを組み合わせた「ストーリー動画」と呼ばれるジャンルも興隆するに至った。

その他、MUGEN用のキャラクターやAIの製作過程の動画も数多く投稿されており、
こちらはやってみた(作ってみた)シリーズに近い傾向といえる。

クロスオーバー作品のようなようなお祭り的な要素はもちろん、
通常の格ゲーではオプションでも設定できないような特殊なルールの対戦
(常時ゲージMAX状態での対戦、通称ゲジマユ等)、
普通の格ゲーではありえないような無茶な性能をしたキャラクターによる対戦なども
コンテンツとして高い人気を持っている。

そうした媒体の特殊性故に、原作や二次創作で主流ではない、あるいは本来全く接点の無いはずの
キャラクターによる絡みやカップリングネタなどが存在しており、これを愛好するファンも多い。
また、動画内での見せ場からアダ名で呼ばれるようになるキャラクターなども存在する。
(ただし当然MUGEN動画内の、それも特定動画ファン内だけでの内輪の話であり、
 外部へ持ち出すと不要なトラブルを招くこととなることもある)

既存キャラクターの各種モーションや技に合わせて出す音声を変える、
技を改変するといった事も可能な為、元々キャラボイスが無いキャラに誰かの声をあてる、
又はまったく別の声優の声に変更する、全く技が変わっている…といった改造がなされることもあり、
女性キャラに男モノの声をあてたのにそれがなぜかしっくり来たりと、
謎の融合反応を示した事例も少なからず存在する。
こうした既存キャラの改造によって生まれたキャラクターが独自のキャラ付けをなされ、
別のキャラとして認知されているという特殊な状況も存在する。

もちろん、これらはニコニコMUGEN界隈でしか通じないネタであり、
著作権的な意味も含めてMUGENネタを原作格ゲー動画で振らない事は最低限のマナーとされる。
特に元となったゲームの動画に誰かがMUGEN関係のコメントを残し、それに過剰反応した
コメントが連鎖し動画のコメントが大荒れ…というような事態も起こるため、
MUGEN動画以外でMUGEN関係のコメントをつけることはご法度である。

YoutubeにおけるMUGEN

ニコニコ動画と同じくAI(CPU)同士による対戦動画が主流であるが
Youtubeの場合、単発での対戦動画がニコニコ動画と比べて多くなっている。

それ故に動画のタイトルや説明欄に必然的にキャラクター名が付きやすくなるので
ウェブ上で「MUGEN {キャラクター名}」と検索したりするとそのキャラのYoutubeでの単発動画がヒットしやすくなっている。

余談だが2013年まではYoutubeでは60FPSに対応していなかった為、その年までは60FPSのMUGEN動画を投稿する事は不可能だったが、2014年にYoutubeが60FPSに対応したのでその年からYoutube上で60FPSのMUGEN動画を視聴可能となった。
然し60FPSに対応していない時期は30FPSのMUGEN動画を投稿する動画投稿者が多く、さらに60FPSに対応した後でも30FPSのMUGEN動画を投稿する動画投稿者の方が多かった故にYoutube上では30FPSのMUGEN動画が多くなっている。

pixivにおけるMUGENタグ

ニコニコ動画で連載されてるMUGENを使用したストーリーや大会関係の絵・漫画や
MUGENオリジナルキャラクターのイラスト・グラフィック素材などのアップロード作品が多い。
また、それ以外にもコラージュ作品、素材(サンプル)の公開などもなされている。

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MUGENタグを付ける際のマナー

MUGENと原作のゲームは似ているようで全くの別物である。
あくまでMUGENはアンダーグラウンドなコミュニティであり、MUGENそのものを快く思わない人が居る事を忘れてはならない。
いらぬトラブルを避ける為にもMUGENタグを使う際は、原作の作品名やキャラクター名タグを極力控える等配慮を。

関連動画(YouTube)

よくわかるMUGEN

関連タグ

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MUGEN

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