木霊(こだま、木魂)とは、樹木に宿る精霊、またはその宿った樹木自体のこと。
山や谷で音が反射して遅れて聞こえる現象である山彦(やまびこ)は、この精霊のしわざであるともされ、その響く音をさす場合もある。
アニメ映画、『もののけ姫』では、一種不気味なものとして大変な数、登場する。首を動かして、カタカタいう。登場する巨大な樹木が「母親」として説明される。
主人公アシタカによれば、「森が豊かな証拠」で、甲六(タタラ場のおじさん)によれば、「あいつらがシシ神を呼ぶ」そうである。
山の神が作る組織(通称:山神ファミリー)に関するいろいろにもまれて悩んでいる。
特に悩みの種はツートップであるイワ姫(岩長姫)とサクヤ姫(コノハナサクヤ)のこと。後は花粉。
木が存在した頃から居るため、見た目は童子のようだが、作中人物の中でも長寿の部類に入る。
今鬼灯と呼ばれている彼を昔、後に地獄と呼ばれるようになる黄泉に案内した。