第二次大戦期のドイツ製のセミオート拳銃。独特のデザインで大変人気が高い。1937年にカールワルサー社が開発し、翌38年にナチス・ドイツが制式採用したことから、この名前がついている。かなりの数が生産され、第二次大戦後も長年にわたって製造され続けた拳銃である。
戦後もP1として西ドイツ軍で採用され、後にP4という改良型が登場した。
ドイツ語読みでは「ヴァルター・ペー・アハト・ウント・ドライスィヒ」となる。
日本ではこの人の愛銃でEDテーマにて歌われた事も有名で、とんでもなく凄い拳銃のように思われてるのはこのせい。(なお、漫画版では後にワルサーP99へと持ち替えている)ただし、製造当時には考え付かないような近代的設計となっており、大戦後も多くの国で使用されたことからワルサーの看板商品の名に恥じない傑作拳銃であることは間違いない。
また、アニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場する初代メガトロンがこのP38に変形する。(玩具は『ミクロマン』のミクロチェンジシリーズ・ガンロボの1つを流用したもので、消音器やスコープ、銃床などを付属品としたアメリカのスパイドラマ『0011ナポレオン・ソロ』に登場するU.N.C.L.E仕様を再現したものとなっている)
その他にも本銃を使用したフィクション作品のキャラは数多い(pixivで単独項目がある有名どころでは、この人も)。