らき☆すたの柊かがみがVOCALOIDの初音ミクのコスプレをした、または変身した姿。
元々「吊り目でツインテール」という容姿上の類似点を持つ二人であるが、類似の容姿を持ったキャラクターは多数存在するにもかかわらず、アニメ版らき☆すたの持つパロディ性からか、比較的頻繁に描かれるクロスオーバーネタである。
『らき☆すたOVA』においては、これを逆手に取り、魔法使いとなった泉こなた(こちらもなぜか、長門有希が劇中扮した魔法使いの姿をしている)によって魔法をかけられ、メイド→巫女→逢坂凛とめまぐるしく変身させられた挙句、最後にこの姿になる、という展開がなされた。
そのインパクトからか、作中での登場時間はごく僅かにもかかわらず、Figmaやねんどろいどなどのフィギュアとしても商品化されている。
その容姿は初音ミクに酷似しているが、瞳の色が紫(元の色)、髪の先が先細り(元の髪がそのまま長くなった状態)左肩のマーキングが「K★H」(本人のイニシャルと思われる)、袖のシンセサイザーの意匠がにゃもーになっている、といった相違がある。
VOCALOIDについては、鏡音リンが柊つかさに、巡音ルカが高良みゆきにそれぞれ似ているとも言われ、まとめてコスプレネタに使われることが多いが、「らき☆すたキャラがVOCALOIDに扮する」というシチュエーションが一般的であり、逆のパターンはほとんど見られない。これも、らき☆すたという作品が元来持つパロディ性による部分が大きい。
余談ながら、VOCALOIDの派生系である『SF-A2開発コードmiki』の意匠は、今のところVOCALOIDシリーズに唯一類似の意匠を持つキャラクターが存在しない泉こなたの特徴(アホ毛など)を有している。
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