ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

沢渡シンゴの編集履歴

2014-11-17 21:14:20 バージョン

沢渡シンゴ

さわたりしんご

「沢渡シンゴ」とは、『遊☆戯☆王ARC-V』に登場するキャラクターである。

概要

CV:矢野奨吾


デュエル塾の最大手「レオ・デュエルスクール(通称:LDS)」に通う少年。

普通の学校ではクラスは違うが榊遊矢柊柚子と同級生である。


表向きは物腰を柔らかい男を演じているが、本性はワガママかつ典型的な小物気質で、勝つためなら窃盗、強奪と手段を選ばない。また、吸盤式とはいえ、遊矢の顔面めがけてダーツの矢を投げるなど、非常識(冷酷?)な一面も見せる。複数の取り巻きを従えているが、

その性格ゆえにあまり慕われてはいない様子だが、前作シャークさんの時のように見限られてはいない(因みにこの取り巻きたち、一度だけ遊戯王デュエルモンスターズ城之内克也のような顔芸を披露したことも)。


またお金持ちだからか、はたまたその性格ゆえか、強力なレアカードを好み、使用しないカードは全て「クズカード」と罵り、捨てる(「ハングリーバーガー」「六武衆ーヤリザ」等。歴代遊戯王シリーズの慣習に則ったか、攻撃力が低いカードも漏れなくクズ呼ばわりしていた)。

しかし「百流デュエリスト」と馬鹿にされ本気で怒ったり、ペンデュラム召喚への対策として「氷帝メビウス」を主軸にしたデッキを構築するなど、デュエリストとしてのプライドはある模様。


志島北斗光津真澄刀堂刃らとも面識があるようだが、彼らからの評価は「ヘタクソ」「前置きが長い」などあまり芳しくない。

そのため、沢渡がペンデュラムカードを入手し大幅にパワーアップした際は、その戦術に感心しつつも「沢渡のくせに・・・」と怪訝そうな反応を見せている。


意外にも甘党の一面を持ち、取り巻きに「スイートミルク・アップルベリーパイ・とろけるハニー添え」なるケーキを買いに行かせている。また、取り巻き曰く「腹減ると、ますます我がままになる」らしい。


父は舞網市の市会議員。息子のシンゴの事はかなり甘やかしつつ溺愛しており、彼の怪我を知った時は、病室のベランダからメガホンで泣き叫ぶほど心配していた。なお、父親の声優は宝亀克寿氏。


劇中での活躍

三話にて初登場。本性を隠しつつ「広いコートでペンデュラム召喚を見せてほしい」と榊遊矢に頼み、

「時読みの魔術師」「星読みの魔術師」のカードを手に取ったところでその本性を表し、そのままカードを奪いとった(この一連の行動は、勿論沢渡自身の意思もあるが、元々はレオ・コーポレーションからの依頼であった)。


その後は柚子たちを人質にとり、遊矢にデュエルを挑んだ。

序盤は奪った「時読み」「星読み」を使用し、ペンデュラム召喚を成功。

遊矢を追い詰めるが、自分がクズカードと罵った「ブロック・スパイダー」(皮肉なことに、デュエル前に沢渡が奪ったペンデュラムカードの代わりと、遊矢に向かってばら撒いたうちの一枚)で遊矢が逆転。

その後、奪ったペンデュラムカードを粗末に使ったことが仇となり、「時読み」「星読み」を取り戻した遊矢に敗北を喫する。

それでも負けを認めずに周りの部下をけしかけ、カードを力尽くで強奪しようとするが、その場に駆けつけた紫雲院素良に気絶させられた。


その後、7話で早くも再登場。

デッキを変え、「ネオ沢渡」を名乗って遊矢へのリベンジを画策。

遊矢のエンターテイメントデュエルに感化されてしまったのか、以前に比べ、より大袈裟な台詞回しを好むようになった。


例によって卑怯な手を使って遊矢を陥れようとするが、取り巻きの会話を聞き、後を付けて来た柚子に計画がバレてしまい、更にその柚子を守るために現れた黒マスクの男とデュエルすることになる。


新たなデッキの力を存分に発揮して黒マスクの男を追い詰めるが、エクシーズ召喚によって形勢を逆転され、最後に伏せていた罠もあっさりかわされて敗北。さらに、マスクの男からは、自らの戦略を「安い戦略だ・・・児戯にも等しい。」と一蹴されてしまう。

デュエル後、黒マスクの男の素顔に驚愕して意識を失い、取り巻きに引きずられてつつ逃走した。


8話では前話のデュエルでのダメージが原因で負傷したとして、全身に包帯を巻き入院していた。しかし、実際には事を大きく見せる為の仮病であり、一人時にギプスを外しメロンを食べていた。

そして自分を襲った黒マスクの男が遊矢だと主張していたが、これがLDS理事長・赤馬日美香の耳に入ったことから、遊勝塾を賭けた三番勝負へと発展することになる。


その三番勝負が終わった後の15話で再登場。

遊矢が撒き散らした食べカスに困っている柚子にハンカチを差し出すというきれいな沢渡状態での登場だった。(すぐにお前が言うなとツッコまれたが。)

遊矢にLDSの講師が襲われたことやペンデュラムカードの開発が進んでいることを伝えると共に、「ジュニアユース選手権」でのリベンジを宣言。


その後、来る選手権の一回戦で早速遊矢との再戦が決まる。

今回は「ネオ・ニュー沢渡」と名乗り、謎のコスプレ衣装を着こんで草笛を吹きながら登場する(柊修造曰く、元ネタは長谷川伸の「瞼の母」)。


そして「お前には恨みの数々がある」と、遊矢から受けた屈辱を語るが、

  • その一:自分からペンデュラム・カードを奪い取って敗北に追い込んだ → ペンデュラムカードはそもそも遊矢のものであり、むしろ奪ったのは沢渡の方で、ジャイアニズム的に所有権を主張している。逆恨みである。
  • その二:遊矢そっくりのエクシーズ召喚使いに怪我を負わされた。 → 遊矢本人は全く関係無い上に、そもそも沢渡は最初から怪我などしていないし、15話で沢渡自身が襲撃事件の犯人は遊矢じゃないと否定している。これも逆恨みである。
  • その三:尊敬する父親を襲って怪我をさせた。 → 怪我を負わせたのは全くの別人な上に、そもそも先に父親の方が遊矢にLDSのメンバーをけしかけた事実を、完全に自分に都合の良い様に摩り替えている。やっぱり逆恨みである。

…と、要するにすべて逆恨みであり、遊矢からもツッコまれているが、結局全部ゴリ押して「お前に最高の屈辱を与えて勝つ」と宣言する。

15話で少し綺麗になったかと思われたが、やっぱりいつもの沢渡であった。


しかし、そんな相変わらずぶりを発揮しながらもデュエルではそれまで遊矢、零児しか使用していなかったペンデュラムモンスターを使用して観客を驚かせ、さらにそれらを駆使した戦術は他のLDS生徒にも感心されるほどのものだった。

更に、沢渡の一方的な勝利になるかに思われたデュエルは一進一退の攻防を続け、会場中を沸かせるほどの盛り上がりを見せる。最終的には遊矢の勝利となったが、沢渡もまたエンタメデュエリストとしての才覚を発揮する好勝負となった。

デュエル関連

初登場時はダーツを模したモンスターを中心とした構成で、エースモンスターは「アルティメット・ダーツシューター」。


再登場時には帝シリーズの1体である「氷帝メビウス」を軸にしたデッキを使用。

エースモンスターはメビウスの上位種である「凍氷帝メビウス」で、アドバンス召喚に特化した構築になっている。


また、彼のカードには何故か全てタバック加工が成されている(過去シリーズにおいては、遊戯王GXの万丈目長作の使用カードがレア度をアピールする演出からか、他のカードとは異なった加工が施されていた。沢渡の場合も、発言を鑑みれば同じような意図であると考えられる)。


『ブースターSP-トライブ・フォース-』 のCMでは自身が使用したカードが一枚も収録されていないにも関わらず取り巻き達と共にナレーションを担当。

上記の通り、ペンデュラム召喚に拘りが強いことから、或いは「氷」に関連している同パックで登場した新シリーズ「妖仙獣影霊衣を使うのでは?」と予想されているが・・・(トライブ・フォースはOCGオリジナルカテゴリが収録されているパックであり、この手のパックのCMは主人公がナレーションするのが恒例の為、よりその可能性が高い)

トライブフォースっすよ沢渡さん!!


そしてその予想通り、ついに11月9日放送の第31話「唸る旋風(せんぷう) 妖仙ロスト・トルネード!」にて妖仙獣を使用。

レオ・コーポレーションが新たに開発したペンデュラムモンスターが投入されているうえ、手札に戻っても再び召喚できる遊矢のペンデュラム召喚への対策として、永続魔法「妖仙大旋風」、永続罠「妖仙郷の眩暈風」のコンボで相手のカードをデッキへとバウンスする強力な戦術を搭載している。

沢渡はこのコンボを「沢渡レジェンドコンボ 妖仙ロスト・トルネード」と称している。

なお、沢渡が使ったペンデュラムカードは遊矢とのデュエル後、ペンデュラムカード量産研究のために再びレオコーポレーションに回収されたようである。

余談

前作には彼と良く似た神宮寺守というキャラが存在しており、pixivでは時折従兄弟設定でイラスト等が描かれている。

彼らは顔が似ていること以外にも、使用するモンスターが和風なデザインをしているという共通点がある。

【遊戯王】沢渡君*神宮寺君まとめ①


なお、名字の「沢渡」は使用デッキの【妖仙獣】や取り巻きの名字から察するに「沢渡神社」(取り巻き3人は万葉歌人から取られている)と推察できる。


関連イラスト

3話無題

君も俺の的になったのかな?


関連タグ

遊戯王ARC-V 遊戯王 遊☆戯☆王ARC-V

榊遊矢

ダーツ デュエル ペンデュラムモンスター

妖仙獣 魔妖仙獣大刃禍是

万丈目準 神代凌牙(ともに劇中初期から登場する、微妙な信頼関係の取り巻きが居たデュエリストたち。だが両者とも取り巻きがすぐに離れていったという点では違う。)

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました