概要
実車メーカーの協力により、正式なライセンスを取得して実車からの変形を実現させたシリーズ。そのため本来のシリーズでは自動車に変形しないキャラクターも自動車から変形するようになる。
マイクロン伝説やスーパーリンクといった年少者向けシリーズとの住み分けとしてかなり高度な変形難易度を誇る大人向け商品となっている。
このシリーズは第一作戦え!超ロボット生命体トランスフォーマーの続編にあたる物語だが、トランスフォーマーザ・ムービーやトランスフォーマー2010には続かないパラレルになる。ただし登場キャラクターの一体であるラヴィッジ(カセットロンのジャガー)は全ての世界を知っており、「無駄な戦いを避けるために」強引な歴史の改変を実行する勢力となっている。
玩具発売元であるタカラがトミーと合併してタカラトミーとなり、キスぷれが展開されると同時に展開を終了したが、キスぷれの展開が一旦落ち着いたときに限定アイテムとして再版された。
海外仕様商品であるオルタネーターや、小さいサイズのオルタニティといった使用変更商品も販売されている。
実車モデルとしても完成度が高く、特撮番組『ウルトラマンメビウス』の市街地セットの中には一般車両模型としてバイナルテックが使用されている。
ストーリー
トランスフォーマー達と人類が関係を気づいてから20年となる西暦2003年。
サイバトロンシティの建造、宇宙進出、地球防衛軍設立など人類とサイバトロンは強い信頼県警を結んでいた。
しかし悪の軍団デストロンはロボット生命体のボディを錆びつかせる病原体「コズミックルスト」を利用した破壊工作を展開。多くのサイバトロン戦士たちが命を落とすこととなってしまった。
サイバトロンが補給や増援を受けられず窮地に陥れられる中、デストロンは地球への進攻を開始。たちまち地球は滅亡の危機に立たされた。
これに対し地球防衛軍は人類によるトランスフォーマーの製造計画「バイナルテック・プロジェクト」を立案。テレトラン1指揮の元、世界中の企業の協力で完成した可変式人型マシンにサイバトロン戦士たちの人格が移植され、蘇ったのだった。