概要
漫画『黒子のバスケ』に登場する虹村修造と灰崎祥吾のBLカップリング。
虹村は「キセキの世代」と灰崎が中学1年の頃の主将である。
主将である虹村は問題児である灰崎の面倒を見ることが多く、彼が仮病を使って試合をサボっているのを見破った上で、わざわざゲーセンまで赴いて鉄拳を見舞った。
赤司の携帯電話に灰崎から電話がかかってきた際に、真っ先に赤司から携帯を奪って応答したのは他でもない虹村である。その前にも、チームメイトに「連絡ついたか?」と灰崎の様子を尋ねる虹村の描写があるなど、灰崎に対してかなり手を焼いていることが伺える。
初登場時の素行の悪さや言葉遣いの荒らさも手伝い、誰に対しても横暴な態度の灰崎が、虹村にのみ素直に従う姿は、当時のファンを悶絶させた。
ボコボコの灰崎に反し、スッキリした様子の虹村から察するに、灰崎がやり返すことなくボコボコにされていることが分かる。
それからは何かとセットで描かれることが多く、巻頭カラーでは灰崎の襟足を引っ張る虹村や、集合絵では青筋を立てながら灰崎の頭を掴む虹村、小説では灰崎の頭に手を乗せる虹村のイラストが描かれている。
更に虹村が自ら主将の任を降りた頃から灰崎の素行は悪化し、女遊びや喧嘩を繰り返すようになり、
最終的には(赤司に勧告されてという形ではあるが)自主退部をしてしまう。
自らをシバいていた虹村がいなくなった故か否か、灰崎の心情は明らかになってはいない。
しかし暴力先輩×生意気後輩、部長×問題児、元ヤン×不良など、どちらにせよ美味しい組合せである。
とどめとして、ファンブックの灰崎のプロフィールの苦手なものが虹村修造と表記されていた。