概要
五能線経由で秋田と弘前・青森を結ぶジョイフルトレイン。種別は快速。1日に2~3往復が運行される。
列車名は白神山地に由来。
神改造
リゾートしらかみの車両は、元々キハ48系気動車であり(くまげら、ブナはキハ40系)、原形を留めているのは、3両編成の内、2両目の妻面のみで、他は完全に別物となっている。
2010年までの編成
2010年12月までのリゾートしらかみは下記の3両編成3本で運行されていた。
青池編成
元祖リゾートしらかみ。元々4両編成であったが、中間車一両が『くまげら』の中間車になり、3両編成になった。
塗装は、白神山地をイメージした白に、日本海をイメージした深青を塗装している。
ブナ編成
2代目リゾートしらかみ。この形式から種車がキハ40系となる。しかし、進行方向に対して後ろ側の運転台が撤去され、トイレ、喫煙室又は洗面所となったため、キハ48系に改番されている。
この車両は、青池と打って変わって、深緑色が基調となっている。
そして、客用扉には、ドアチャイムが装備された。
くまげら編成
リゾートしらかみとしては、一番新しい編成。種車はやはりキハ40。しかし、元青池の中間車が入っているため、先頭車の改造のみとなっている。塗装はオレンジを基調として、前述二編成を意識した色の帯が巻かれている。そして、ブナと同じく、客用扉にはドアチャイムを装備する。
車番
編成 | ←1号車 3号車・4号車→ | 備考 |
---|---|---|
青池(4両) | キハ48 533・1521・1543・540 | |
青池(3両) | キハ48 533・1543・540 | キハ48 1521はくまげらに転用 |
ブナ(3両) | キハ48 701・1701・702 | 種車 キハ40 506・510・507 |
くまげら(3両) | キハ48 703・1521・704 | 中間車は元青池の2号車 1・3号車の種車は キハ40 515・520 |
現在
2010年12月のダイヤ改正より、青池編成はハイブリッド気動車であるHB-E300系へ置き換えられることとなった。このため捻出された青池編成の中間車がブナ編成に編入、くまげら編成も新たに中間車が組み込まれたことにより全編成が4輌編成となっている。
また、残った青池編成の先頭車は2両で1編成となった上で愛称を『クルージングトレイン』とし、JR東日本の各路線に出張運転する団体臨時列車用の車両となったが、他の編成が検査などで運用を離れる時にはその代走として五能線を『五能線クルージングトレイン』として走っている。
2016年にはブナ編成がHB-E300系に置き換えられる予定。
改正後の組成
編成 | ←1号車 3号車・4号車→ | 備考 |
---|---|---|
青池 | HB-E301-1・HB-E300-101・1・HB-E302-1 | |
ブナ | キハ48 701・1701・1543・702 | |
くまげら | キハ48 703・1521・1503・704 |