魔女っ子メグちゃん

まじょっこめぐちゃん

1974年から1975年にかけて放送されたTVアニメーション。

主題歌の歌詞

「二つの胸のふくらみは何でも出来る証拠なの」とあるのはけっこう有名。

割かしエッチぃアニメ。

魔界の次期女王候補、メグとノンの二人は修行の一環として人間界で暮らすことになる。

それぞれ先輩魔女が住む神崎（かんざき）家と郷（ひびき）家の家族の記憶を操作し、娘という事にして住むことに。

メグは神崎家の人々の優しさを知り、人間の温かさと家族の絆の大切さを知る。

ライバルのノンとは時に衝突しつつ、波瀾万丈な生活が始まる。

（東映動画）東映アニメーション製作のオリジナルアニメで、キャラクターデザインは荒木伸吾。

魔法少女物としては新しい二つの試みがされた。

魔界の女王候補の審査を受けるために、人間世界に定住している先輩魔女「神崎マミ」の娘として人間界に居候しつつ修行に励む魔女。

黙っていれば美少女だが、口より先に手が出るおてんば娘。

それまでの魔法少女達が（悪く言えば鼻に付くほどの）優等生的な性格だったのとは異なっており、考えるより先に動くというメグの性格は人間ドラマに深みを与えると同時に親近感を与えた。本作の成功以降、優等生とは言い辛いヒロインが一般的になる。

人間界に来たばかりの頃は魔界出身ゆえに人間の情というものが理解できなかったが、徐々に人間の素晴らしさを理解して受け入れていくようになる

魔法使いサリーなどの幼年の少女ヒロインとは異なるメグのコケティッシュなエロチシズムは、コメディ的な味付けと相まって少年の視聴者層にも多大なインパクトを与え、オープニングのチラリズム的なサービスシーンも多々登場した。

メグと同じく魔界の女王候補で青白い肌の魔法少女。メグと同じく人間界に住む先輩魔女「郷キーラン」宅に下宿している。メグとは性格も対照的で、人間と言う存在を見下しており、ライバルとして対立することもあるが、根は人情味ある性格で、メグを助ける事もある。

人間界ではメグ同様中学3年生だがバイクを乗り回す（昔の漫画やアニメには中高生が車やバイクを乗り回すシーンはけっこうあった）。

メグとノンを評価するために女王から遣わされた調査官。なのだが性格は悪徳役人そのもののエロオヤジ。OPでもメグのスカートの中を覗こうとして鼻の下を伸ばしている。しかもメグは自分の欲望を邪魔するとして正当な採点はしておらず、女王に対してメグの悪い所しか報告していない。