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メップルの編集履歴

2015-08-26 21:53:16 バージョン

メップル

めっぷる

「ふたりはプリキュア」と「ふたりはプリキュア MaxHeart」(及びそれをもとにしたクロスオーバー作品)に登場する妖精。

CV:関智一

歴代で1番目の妖精(本作では「精霊」と称される)。性別は男性。語尾は「メポ」。

光の園にある「全てを生み出す力」を持つプリズムストーンを守る「選ばれし勇者」で、光の園がドツクゾーンに襲われた際にミップルと共にプリズムストーンの一つを持って光の園から虹の園(人間界)へと逃げてきた。そのミップルとは相思相愛の仲で、所構わずイチャつくバカップル。

無印では「カードコミューン」、MHでは「ハートフルコミューン」に姿を変え、パートナーの美墨なぎさキュアブラックへと変身させる。

ミップル曰く「ワガママで大食いで寝てばかり」な性格であり、そのうえ妙にプライドが高い。

メップルは宇宙の創造神に直接使える使徒であるため、自分のことを人間たちよりも格上と自覚している。そして、なぎさやほのかが「自分を尊敬し、お世話をする」のを当然であるべきと思っている。当然なぎさはそんな偉そうな態度に納得はせず、価値観の違いから序盤はよく喧嘩をしていた。

しかし、大切なパートナーとして徐々に信頼関係を築いていく。


無印最終話でジャアクキングを打倒した後、ミップル達と共に永遠の眠りについたが、続編のMH第一話にてドツクゾーンが再び動き出した事で復活した。


お世話ギミック

メップルとミップルはパートナーのプリキュアたちに「お世話」を要求する。具体的には食事を与えてもらったたり寝床を作ってもらったりという感じである。お世話は「お世話カード」をスキャンするだけで簡単にできるのでなぎさたちの負担になるわけではないが、逆にメップルとミップルは「お世話カード」以外の方法ではエネルギーを補給できないし休息することもできない。お世話を受けないまま放置されると永遠の眠りについてしまうことになる。

メップルとミップルは、祭祀と供物を要求し、その見返りとして奇跡(プリキュアに変身する力)を与える神のような存在なのである。

この関係性はそれ以前の変身ヒロインものの妖精とは全く違うノリなのだが、これはプリキュアの妖精のぬいぐるみ玩具に「お世話」するギミックをとりつけるための理屈付けでもある。

この「お世話」ギミックが大ヒットしたため、以後のプリキュアシリーズには必ず、お世話を必要とする妖精(もしくはそれに準ずる存在)が登場する。ただ、これ以降のお世話ギミックを持つ妖精は母性本能をくすぐるような赤ちゃん妖精になることが定番で、メップルのような自らお世話を要求するような妖精はでてきていない。


余談

プリキュアシリーズ第1作『ふたりはプリキュア』は、変身ヒロインであるプリキュアたちがワガママな妖精のために戦わされているという構図がかなり強調されている。

これは、それ以前の魔法少女変身ヒロインのマスコットのイメージである「未熟な戦士である主人公を成長させるお目付役」というものを逆転させたものとも言える。


しかし、よくよく考えれば、それまでの変身ヒロインのマスコット妖精も世界を守る運命や使命を職業兵士でもない少女に無理やり押し付けているのは変わらない。メップルはそのあたりのことをあえて可視化しただけにすぎないのである。

だが、メップルがそういう部分を可視化したことで、大きいお友達の間では変身ヒロインのマスコット妖精の見方にひねくれたものが入るようになっていったのは確かである。特にインターネット上ではメップル登場以後はマスコット妖精がまるで厄介者のようにネタにする傾向が増えた。

メップルが可視化したものをつきつめた究極の姿がアレであるのは間違いないだろう。

なお、変身ヒロインのマスコット妖精がネットスラングで陰獣と呼ばれるようになったのもメップルがきっかけである。これはさすがにほかのマスコット妖精たちにとってはひどい風評被害かも。


なお、初代作で「プリキュアが妖精のために戦わされている」という構図が強調されたのは、裏を返せばなぎさとほのかは世界を守るという熱い正義感や使命感をもって戦っているわけではないということの強調でもある。

ワガママな妖精たちに文句もいいながら友達だからという理由だけで命がけで守り続けたことが、初代作の大きな個性だったのである。

現在のプリキュアシリーズはもっとシンプルに「世界を守る使命」を受け入れた熱い正義のヒロインの物語と位置付けられているので、初代作はシリーズの歴史上でもかなり作風に特色があったといえる。


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