概要
相手より先に規定数のラウンド(通常は2本)を先取すると、相手は倒れずに立ったままフラフラになる。
(ダウンするような技を喰らった場合、ダウンはするがわざわざ立ち上がる)
同時に、『FINISH HIM(相手が女性の場合は“HER”)!(訳:トドメを刺せ)』のナレーションが入る。
この時に『トドメの一撃』として使用できる技がFATALITYである。
特殊なコマンドと間合いの調整が必要だが、成功すれば無残に相手は死ぬ。
『究極神拳』も併せて参照の事。
具体的に何をするのか?
相手の心臓をもぎ取ったり刃物で串刺しにしたり切り刻んだりが主なFATALITYの方法。
『相手の首を脊椎ごと引っこ抜く』というのは聞いたことがある人も多いだろう。
だが、時にとても奇怪な方法で相手を殺害することがある。
奇怪な殺害方法の一例
- アッパーカットで相手の頭を吹っ飛ばす(隠しコマンドにより飛ぶ首の数がなぜか増加する)
- 巨大な龍に変身して相手をマミらせる
- 脚が地面に固定されていない状態で胴体を持ち上げて腰から引きちぎる
- キスしたらなぜか体が風船のように膨らみ破裂した
- 相手にワイヤーを打ち込み頭を膨らませて爆破する
- 自ら巨大化したり、相手を縮小化するなどして踏み殺す
- 刃物つき帽子で相手を首→胴体→脚の3回に分けて切断(相手の断末魔はその都度出る)
- 刃物で相手をバラバラに切り刻む(この時腕や脚が3本以上出ることもある)
- 相手を振り回し遠心力で肉を吹き飛ばしバラバラにする
- 怖い顔を見せたらショック死した
- 自爆したけど相手は死んだからいいよね
- 爆弾が多すぎて地球も一緒に爆破しちゃったけど相手は死んだからいいよね
- 相手に電撃を流して爆破したらなぜか跳ね返り自分も爆死
- 背中から脊椎を引っ張り出そうとしたら全身の骨が全部抜けた
- 屁を引火させてそれで相手を焼き殺す
- 殴った相手が時間差で破裂した。どう見ても北斗神拳です。本当にありがとうございました
- わら人形にごっすんごっすん五寸釘→相手もちぎれる
- 相手の頭部を平手でくぱぁさせた上にアカデミー賞もどきなトロフィーをぶっ差し込む
- 相手を振り回して地面に叩き付けるとその後は引きずるだけで体の各部がちぎれる
- ちぎった相手の生首を首の断面からねじ込み腹から発射
- 殺した相手との自撮りツーショットをFacebookらしきサイトに投稿
このような技も見受けられるが、最近のシリーズでは排除され気味であり、
代わりに『いくらなんでもやりすぎ』な殺害方法が増えてきている。
相手の死体に攻撃したり、相手の生首を使って攻撃したり……
またFATALITYであるにも拘らず、手足をちぎるだけ、相手の頭を3度たたいて地面に胸から下を埋めるだけ、つまり相手はどう考えても死んでいないという例もある(ちなみに後者のFATALITYの使い手は4本腕)。
影響
このようなグロテスクな演出が受けたのか、海外ではモータルコンバット以外の格ゲーでも、このようなFATALITYを採用している作品は多い。国内作品ではサムライスピリッツゼロスペシャルの絶命奥義が有名。
徹底的なグロさを追及するものもあれば、意味不明のシュールなFATALITYもある。
モータルコンバットⅡから追加されたFRIEND SHIPは各キャラクターがFATALITYの代わりに専用コマンドを入力すると踊ったり、一発芸を披露したりとユニークなアクションを見せる。