声:檜山修之
概要
本作品の主人公。18歳、身長183cm、体重71kg、一人称・俺。種族:ヒューマ。大剣使い。
「氷」のフォルスの使い手。
所有する剣はかなり大振りではあるものの、片手で使えるほどに習練している。
スールズの村に暮らす青年。両親を亡くし、育ての親である祖父とも死別してしまい、クレア一家に引き取られることとなった。
後に『ラドラスの落日』と呼ばれるようになる大惨事に巻き込まれて自らに氷のフォルスの力が備わってしまい、その能力の暴走によりクレアを氷漬けにしてしまう。
それから1年後にやって来たマオとユージーンの助力もあってクレアを救い出すことができた。
しかし、その直後に現れたサレによってクレアが誘拐され、彼女を救うべくマオ達と共に冒険の旅に出る。
性格
基本的にテイルズの主人公は熱血バカな面が目立つパターンが多いが、ヴェイグはその中では特殊な主人公であり、寡黙でクールな性格をしている。無愛想な性格であまり他人に心を開こうとはしない。
『ラドラスの落日』の事件以降は自らの手でクレアを傷つけてしまったことを後悔しており、より一層寡黙な性格になってしまっていた。氷属性の力を持つのも、その性格を表しているのかもしれない。
しかし実際は困っている人を放っておけない心優しい性格の持ち主でもあり、その胸に秘めている想いは非常に熱い。内心は熱血なキャラであるとも言える。
元々は種族を意識したことは無かったが、冒険に出るにつれてヒューマとガジュマ、双方の種族との間に生じる歪みを直に感じ取ることになり、その中で自らも双方の違いについて葛藤するようになる。
特典DVDにおいてはいわゆるネタキャラ化が進み、とにかく騒がしい性格になっていたりと、もはや原作とは別人なまでに変貌している。
仲間との関係性
クレア:疑兄妹の関係だが、カップルを飛び越えて熟年夫婦のような雰囲気を醸し出すことも。理屈では語れない大きな絆で結ばれている。
マオ:クレアが非PCな関係、他のコンビがそれぞれユージーン・アニー、ティトレイ・ヒルダの事が多いためかヴェイグの相手はマオになることが心なしか多い(ウェイターゲームや夢のフォルス等)。この二人だと秘奥義インブレイスエンドが出せる。
アニー:アニーの日記曰く、憧れめいたものを抱かれている。仲間になる辺りのイベントでアニーに対し「笑った方がずっといい」なんてことを言ってアニーを照れさせたりする。この二人だと秘奥義、龍虎滅牙斬が出せる。ちなみに祭りゲーではアニーの秘奥義の事が多い。
ユージーン:頼れる大人・しっかりしているのだがどこかほっとけない息子分のような扱い。また、力の強さはお互いしっかり認め合っている。
ティトレイ:何から何まで正反対だが、どこか似た者同士な親友兼相棒。初めはティトレイに対して苦手意識があったらしい。攻略本の脚本家インタビューではティトレイのコンセプトの一つに「ヴェイグが嫌いそうなやつ」というのがあった模様。テイマガ2012年5月号のキャラクター攻略ではヴェイグ→ティトレイが「うるさい親友」ヴェイグ←ティトレイが「ムッツリ親友」と表記されていたりする。ツイブレではコンビ参戦。
ヒルダ:二人とも割とクールで静か。チャットで「あんた暗いわね」「お前もな」とお互い自身については自覚があるのか無いのか解らない掛け合いをしていたりする。この二人だとセルシウスキャリバーが出せる。お祭りゲーなどではヴェイグの秘奥義として特に推されている。
アガーテ:始めこそクレアのこともあって微妙な感じだったが、後半になるにつれて過去を許して認めるようになる。恐らくクレア・ミルハウストの事も考えると意図してあるのだろうが二人とも青いカラー。
性能
一部の技の攻撃の出が遅かったり水属性の敵に弱いといった点はあるものの、流石は主人公なだけに全体的にバランスが良い。
シリーズ恒例の術技「魔神剣」を使えない主人公の1人だが、実は特定の装飾品を装備すれば使用することが出来る。
本作唯一の剣士キャラであることもあってヴェイグしか操作していないプレイヤーもいると思われるが、3回ほどヴェイグを除いて戦うシーンがあるので注意が必要である。
容姿
ネタキャラ化
テイルズオブデスティニーの空気王に似ていると公式にまで言われたことがある。
口数の多いキャラでは無いのにも拘らず、お祭りイベントのような特典DVDのスキットに良く出演していた。しかしジアビスにおいては何かと共存ネタを持ちこんだり、イノセンスではクレアの名前を叫び続ける絶叫マシンとなっていたりと、原作とは何かが違う性格になっていた。これのせいもあってかヴェイグがクレア連呼キャラとしてネタに扱われることがある。挙句の果てには担当声優の檜山本人もヴェイグのキャラの方向性について突っ込まれてしまった。
リバースの特典DVDによるとひたすらクレアと叫び続けるのは、特典DVDにおいてどのように活動すれば良いか悩んでいたところに、サレから貰ったアドバイスを鵜呑みにしてしまったかららしい。しかし、そうであってもイノセンスにおける所業はやり過ぎであるが。
マイソロ2の楽屋ネタやメタ発言のオンパレードのオマケストーリーでは、その事を大分引きずっていたようでアニーに自身の他作品での扱いを挙げ不遇では無いと言っていた。
関連イラスト
関連タグ
マオ ユージーン・ガラルド アニー・バース ティトレイ・クロウ ヒルダ・ランブリング
ルカ・ミルダ:大剣使いの主人公2人目。