概要
LOVE LAIKAや*(Asterisk)のように原作では掛け合いが見られなかった、アニメ発の組合せである。
美城常務が立ち上げた新企画プロジェクトクローネメンバーに選ばれた10人のうち2人。
22話の秋フェスにて2人はユニットとして出場する予定だったが、緊張が障ったのか直前で文香がダウンしてしまう。
未央と武内Pの機転により、繋ぎとしてCPメンバーやトライアドプリムスが入ってくれたため大事には至らずに済んだ。しかし文香は、ユニットの仲間に迷惑をかけたことに負い目を感じてしまう。
「ごめんなさい…橘さん…」
(そっと文香の手を取るありす)
「…ありすでいいです」
「…! ありがとう…ありすちゃん…」
このありすの一言により文香は救われ、またCPメンバーのアドバイスを貰ったこともあり、プロジェクトクローネのデビューは大成功を収めることになる。
ありすの「名前で呼ばないで下さい」→「ありすでいいです」は彼女のキャラクターとして有名であるが、それを「落ち込まないで下さい、私も文香さんと打ち解けたいと思っています」という意で活用したアニメスタッフには流石の一言である。
その後も24話にて2人一緒にいる様子が確認されており、仲睦まじい様子が見て取れる。
また最終話25話のラストでは美波・ありす・文香の3人でレッスンに励む様子が描かれた。美波を加えて新たに3人ユニットを組んだのか、3話のNGsと美嘉の用に合同レッスンを受けているのかは説明されなかったが、依然として仲良くアイドルに勤しんでいるようで何よりである。
2人のユニット名及びユニット曲が確認できていないのが極めて残念ではあるが、これからも何らかの形で活躍してくれることを筆者は切に祈っている。
『スターライトステージ』でもアニメの描写が反映され、「オンリーマイフラッグ」橘ありす(SR)の特訓前の絵柄は文香と速水奏の両名とサンドイッチを食べているものになっている。
文香に関する台詞も存在し、読書家の文香のミステリーに関する知識量にありすが感心している。
片や12歳小学生、片や19歳大学生。その差7歳。
2人の性格もあって、仲良くしたいけれど気持ちを上手く伝えられない様子が想像できるが、電子書籍派のありすが文香との出会いをきっかけに紙の書の魅力に気づいたりと、可能性は実に広いといえる。