概要
破面の一人にして葬討部隊(エクサキアス)の隊長。破面ではあるが、虚の仮面と思われるヤギの頭蓋骨のようなものがそのままついている、破面にしては珍しいタイプである。
同じ服装だが頭が人間の頭蓋骨の形をした部下を多数引き連れている。
ウルキオラのもとに向かう一護に戦闘を仕掛けるなど攻撃的な部分がある反面、卯ノ花が目の前に現れた際に、彼女が戦う意思がないことを告げると、自ら手を引いたりなど無益な戦闘を好まないような描写もある。
能力
斬魄刀の名は『髑髏樹(アルボラ)』解号は不明。
帰刃すると、下半身が巨大なスカートのようになり、地面に根を張ったようになるほか、背中から羽のように骨の枝が伸び、その実から部下の兵士を無限に生み出すことができる。その能力は『髑髏兵団(ガラべラス)』という。
生み出された兵士たちはルドボーンの矛となって戦ったり、無数に集まって壁となり、主を守る盾にもなる。
弱点としては、凍結などによって兵士のもとを実らせることができなくなるということ。
本編では
初の登場は石田雨竜に敗北したチルッチ・サンダーウィッチを粛清したところ。
その後はしばらく出てこなかったが、黒腔を通じて虚圏に入ってきた卯ノ花烈と対峙、しかし彼女が治療のために来ただけで戦うつもりはないことを告げると、おとなしく立ち去った。
それから、一護がウルキオラのもとに行く最中に割って入り、一護と戦闘。圧倒的な兵力で一護を追い詰めるも、助太刀に現れた恋次らの妨害に遭い一護を取り逃す。
一護との戦いに割って入った恋次、ルキア、チャドを相手にするため、帰刃して戦闘を開始。最初は押していたが、3人のコンビネーション攻撃をおとりにしたルキアの攻撃を見抜けず、枝を凍らされてしまう。その直後、現れたヤミーにより粉々に粉砕された。