具体的には噂は「人から人へと伝わっていく特定の事象に関する情報」を指す。
この情報に関してはソースを示す必要も特に存在しないため、伝わるごとに内容が変化したり、場合によっては内容に虚偽が含まれる情報に変化することも存在する。
内容の変化について
この情報はいわゆる伝言ゲームの要領で伝達されるため、情報を受け取った人間が自分の持つ正しいとは限らない情報や知識を付け加えたり、逆にもともと存在した内容を欠落させたりして発生する。
状況によって変化するが、内容が美化されたり逆に誹謗中傷的なものになったり、場合によっては面白おかしく改変されたり、大げさになるなどすごい話になることもある。
例で挙げた伝言ゲームで例えると"最初に話した内容が最後の人に伝わると全く違ったものになっていた"といった感じである。
噂の虚偽性の実例
この実例としては、芸人である江頭2:50氏はインターネット上で流布されている自身のソースの確認できていない情報、都市伝説のほとんどは否定されるものであると語っている。
また、豊川信用金庫事件、すなわち噂の伝達における情報の変化により金融機関の取り付け騒ぎに発展した事件において真相の解明を行った結果、噂の変化およびパニックの発生に関して仕組みがある程度明らかとなったといわれる。