概要
筋骨隆々の全身メタリックなヒーロー。
その正体は、ペプシ大好きなNASAの科学者が、研究していた謎の金属と融合して誕生した姿である。
一度聞いたら耳から離れない特徴的なテーマをひっさげて、困っている人の下にペプシコーラを届けに…というか、振る舞いに来る。
外見もテーマ曲のノリもいかにもアメリカンなキャラだが、日本独自のイメージキャラクターとして制作されたという経緯を持つれっきとした純国産キャラである(そのため、アメリカでの知名度は低い)。
「赤をイメージしたコカ・コーラに対し、青を基調としたカラーのペプシでは到底太刀打ちできない」という考えの下、ペプシそのものをユーモラスな擬人化によりキャラクターとして仕立て上げることで消費者への訴求力を促し、売り上げを伸ばすことに成功したという。
近年、メディアへの露出が減ってきており、同業者であるタイタンインダストリー所属の某アイドルヒーローによってその地位が危ぶまれている。
また、転じて、彼のように顔がツルッツルのデッサンキャラクターをペプシマンと呼称することもある。FF9のラスボスがあまりにも似ていたためこう揶揄されていたりする。
水泳帽を顔に被り、前歯で水泳帽を噛むというモノマネも流行ったが、後に公開されたスパイダーマンに取って代わられた。
TVゲーム
ペプシマン(PS)
リリースはKID。クラッシュバンディクーのようなゲーム画面で、ゲーム内容はメトロクロスに近いアクションゲーム。ゲームの目的は単純明快で「制限時間内に障害物が設置されている道を走って進み、ゴールにいる困っている人々にペプシコーラを与える」というもの。世界観やストーリーは極めて荒唐無稽であり、「人類にはペプシコーラが必要だ」と言うキャッチフレーズに象徴されるように「ペプシコーラが売り切れで人々が暴動を起こす」「ペプシコーラが手に入らず、リフレッシュが出来ない為に倒れる人が出る」等かなり馬鹿げている。どう見ても意図的に狙ったバカゲーであるが、シンプルゆえの取っ付きやすさや程良い難易度、CMと同様にいちいち笑わせにくるゲーム展開やペプシマンのリアクションなど、ゲラゲラ笑いながらプレイできる良作である。
ファイティングバイパーズ(SS)
セガ制作の3D対戦格闘ゲーム「ファイティングバイパーズ」初代のセガサターン版に、ペプシマンが隠しキャラとしてゲスト出演している。これはセガ主催のファイティングバイパーズ大会の協賛社が、当時の日本国内におけるペプシコーラの販売元であったペプシコ・インク社の日本法人であり、セガのCMに度々ペプシマンが出演していたことからきたものであるらしい。
関連動画
CMには…
…というバージョンがある。
関連タグ
ブルーローズ - ペプシがスポンサーであるアイドルヒーロー。