概要
世界で初めて商業的に成功した即席麺商品(これより早く松田産業(現・おやつカンパニー)が「ベビースターラーメン」の前身「味付中華めん」を発売しているが商業的には失敗した)。1958年発売。
日清食品創業者の安藤百福が終戦直後の大阪梅田の闇市で屋台に並ぶ行列を見て、「もっと手軽にラーメンを」と開発した。
袋入り麺であるが、現在主流となっているスープが別袋になっていて鍋で茹でる必要があるタイプではなく、麺に味がついているのが特徴。袋をあけて取り出した麺を丼などに入れ、熱湯をかけて蓋をして3分ほど待てば食べられる。ゆえに袋麺ではあるが実質的にはカップ麺に近い形態の食品である。
現在外袋に印刷されているキャラクター「ひよこちゃん」の登板は1990年からで、その前はちびっこ(日清坊や)がシンボルキャラクターだった。
パッケージには、卵を載せた写真が使われているが、実際にこれを再現しようとすると、卵が麺の上から滑り落ちてしまうことがほとんどだった。
2003年、たまごポケットと称するくぼみを付けて卵を載せやすくする改良が加えられ、パッケージ写真の再現が容易になった。
2008年には白身用、黄身用の2段構成としたWたまごポケットにリニューアルされた。
清朝最後の皇帝→満州国皇帝であった溥儀が最期に食べたかったものといわれ、1990年代に遺族の了承の許、彼の墓前にチキンラーメンが供えられたという。
関連動画
外部リンク
公式サイト『ようこそチキラー島へ』
関連タグ
錦織圭(日清食品と所属契約をしており、試合によってはチキンラーメンのキャラクター『ひよこちゃん』の手提げバッグを試合会場に持ち込んで、試合中に出た小物などを入れている)