概要
タイムトラベルものは、時間移動がテーマになっている。つまり、時間移動を利用した犯罪が存在することになる。未来の技術を過去で悪用したり、証拠を過去に葬ったり、歴史を勝手に変えたり、さまざまであろう。すると対策も必要になり、そうした組織もできることになる。
登場作品
オタスケマン -善玉と悪玉が同じタイムパトロール隊に属しながら、互いの正体に気づかずに戦うタイムボカンシリーズ4作目。
未来戦隊タイムレンジャー/仮面ライダー電王 - 歴史を改竄しようとする悪と戦う特撮テレビドラマ。
刀剣乱舞 - 歴史を変えるため過去に遡る歴史修正主義者を阻止するストーリーのゲーム。
ドラえもん - 下記参照。
T・Pぼん - 下記参照。
クロノアイズ - 現代人の主人公に説明しやすいとこう表現したが、正式名称は時空監視機構クロノアイズ。隊員曰く「タイムパトロールというネーミングはダサい、我々をそのダサい名前で呼ぶな!」。
ドラゴンボールゼノバース - ドラゴンボールの歴史が改悪され、その積み重ねによって宇宙が崩壊するのを防ぐために可能な限り原作の歴史(作中では正しい歴史と呼ばれる)に近い状況に再修正していく。主人公(プレイヤー自身)やトランクスがタイムパトローラーに該当する。
Fate/GrandOrder - 物語の黒幕によって焼却された3000年分の人類の歴史を復元するために、人類史のターニングポイントにタイムトラベルし歴史を正常な状態に戻すゲーム。
ドラえもん
のび太達がピンチになると駆けつけて助けてくれる。
歴史を変えようとする犯罪者達を逮捕したり、時空間のパトロールをしている。
ドラ・ザ・キッドも隊員の一人。
原作やアニメや大長編映画にも多く出演しているレギュラー。
「そんな組織がいるのに歴史を変えてしまう道具『人生やりなおし機』がなぜか存在している。」
「それ以前にドラえもん(およびセワシ)自身が歴史改変を企む時間犯罪者である(そのためファンからは「のび太とジャイ子の結婚はセワシ達による捏造で、しずかとの結婚こそ正史」等の考察も出ている)」などの指摘もある。
しかしドラえもんが「歴史改変を企む時間犯罪者」であるなら公的機関の助けを得られるはずもなく、また「帰って来たドラえもん」ではドラえもんが「またこっち(のび太の時代)に来てもよくなった」と言う趣旨の発言をしている事から所定の手続きを経れば歴史改変(と言っても一般人の系譜を改変する程度だが。)の許可が降りる旨をほのめかされている。
実際、半公式(ドラえもん百科の系列)ではあるがタイムパトロール隊から許可書が発行されているとの設定も存在する。それはそれでタイムパトロール隊の権限が強すぎる気もするが。
つまり時間移動の類は、それ自体が善悪なのではなく、使い方が重要なのだろう。
作品一覧
T・Pボン
既知の歴史に沿うように歴史を修正する物語で(例えば「最初の日本人」が無事に日本列島にたどり着くことを陰ながら手助けしている)、時間犯罪者と戦う事がメインの組織ではない。
と言うかTP隊自身が歴史操作をやっているとも言える。特に第一話では、TP隊の存在を知った主人公の口を封じる為に過去に戻って主人公の両親の結婚の妨害を企んだ事も(主人公が消滅すると(風が吹けば桶屋が儲かるレベルの話だが)世界が滅亡すると言う事が判明したので取りやめになったが)。
一応歴史の大筋に影響を与えない程度でなら一般人を助けることもあるが、前述の通り人命よりTP隊の秘密の方が優先の組織である。消滅させられそうになった主人公から「人殺し」と言われた初代ヒロインは「最初から居ない事になるんだから人殺しじゃない」と笑顔で返しているぐらいである。