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フリッツXの編集履歴

2017-07-24 10:38:24 バージョン

フリッツX

ふりっついくす

第二次世界大戦中にドイツ軍が開発した、無線誘導式のグライダー爆弾

第二次世界大戦中にドイツ軍が開発した、無線誘導式のグライダー爆弾

ルールシュタール/クラマーX-1が正式名称であるが、あまり使われていない。


1938年よりSD1400徹甲弾を基にベルリンで開発が始まり、1942年には飛行試験を開始。1943年には晴れの日が多いシポント(イタリア)に試験場が移動された。

誘導方式は目視無線誘導で、高高度で母機から投下。母機は着弾時には目標の真上にいられるよう位置を保ち、爆撃照準機でフリッツXを追尾する。母機からの無線信号により安定翼のスポイラーを操作し姿勢を制御する。


1943年9月9日、戦艦ローマを撃沈した他、イタリア(リットリオ)、ウォースパイト軽巡洋艦サバンナなどに被害を与えている。

しかし、低速で敵艦隊上空に留まっていなくてはならない母機は損失が激しく、それに耐えられずに開発は中止された。


Hs293との混同から「元祖空対地ミサイル」と言われる事があるが、フリッツXは動力を搭載していない。

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