概要
シド・ポレンディーナはRPG『FF4』の登場人物シドのフルネーム(ただし、作中ではシドとしか呼ばれない)。
バロン王国の技師で、飛空艇の発明者にして第一人者。信条は「科学もまず体力から」であり、ごつい見た目の通り筋力・体力は優れておりハンマーを振るわせれば戦士としても通用する。どこで身に付けたのか、敵モンスターの弱点を見抜く眼力(コマンド「しらべる」)も持つ。豪気で一本気な中年オヤジであり、孤児のセシル・父を亡くしたカインとローザのバロンの若者3人組にとっては父親のような存在である。
戦闘面では装備できるのは斧・弓・ハンマー。専用コマンドはしらべるしかない上、重装備もできるので典型的な前衛キャラ。惜しむらくは加入時期が短いこと。仲間になるのがカイナッツォ撃破~地底の城までなので永久離脱を惜しまれるキャラの1人。加入直後はあの「伝説のパーティー」となるのも語り草である。
物語の途中、敵の船団に爆弾を抱えて突っ込み死亡したかと思われたが、しっかり生きていた。
その後も怪我を負いながら、飛空艇の改良に尽力してくれた。
のちにバブイルの巨人が現れるころになると完全復活した模様。GBA版以降のバージョンではメンバーチェンジで最終決戦へも参加してくれる。HPは高いが、Lv70以降に素早さを上げたいならレベルアップの時にしっかりチェックする必要がある。また、両手武器が中心になるため、追加ダンジョン級の強敵相手には、盾を扱いにくい弱点も前衛だと響いてくるので要注意。
続編『FF4TA』でも、髭は白く長くなっても矍鑠として、プレイヤーキャラの一人として活躍してくれる。ドワーフの王女ルカや孫のミドを弟子に加えた。