概要
原作:附田祐斗 作画:佐伯俊 協力:森崎友紀(第5話以降)
週刊少年ジャンプ2012年52号より連載開始。
下町にある食事処「ゆきひら」の店主の息子、幸平創真を主人公とする料理漫画。タイトルの「食戟(しょくげき)」とは作中での料理対決のこと。
2013年には集英社のヴォイスコミック「VOMIC」が配信、2015年にはTVアニメ・スマホ用ゲームへ進出した。
料理の味を官能的・甘美的な表現で描くという表現技法が一番の特徴。うまい料理を食べれば美少女だろうが男だろうが相撲取りだろうが官能シーンをとらざるを得ない。
また、そこかしこに現実でも用いられている料理手法が登場するが、それを踏まえつつ、実現可能でありながら現実ではほとんど見られない思いきった料理表現を行うのも見どころである。
実は登場する料理技術のほとんどは現実の料理評論家公認であり、5話より、お茶の間でも大人気の美人料理研究家・森崎友紀が協力している。
きっかけはジャンプの発行元である集英社が発行する別の雑誌に料理コーナーを持ったつながりであったためという。オファーした原作者の附田氏曰く『食に官能が混ざるこんな罰当たりな作品だけど、タレントとして女性としての魅力も売りにしてる森崎さんなら怒られないんじゃないかな』と思ったらしい。一方の森崎も『絵もキャラクターも美しくて魅力的、表現にも新しい要素があるので引き込まれた。食は究極のエクスタシーなので、全然問題なし』と快諾したのだそうだ。
登場人物
CVはアニメ / VOMICでのキャスト、一人表記の場合アニメでのキャスト
主要人物
遠月学園
東京都内にある日本屈指の名門料理学校。正式名称は遠月茶寮料理學園。
非常に厳しい少数精鋭教育を行なっており、些細な理由で生徒が退学にされることは日常茶飯事(極端な例では香水を付けていたというだけで退学にされた生徒もいる)。
しかし中退したとしても、在籍していたというだけで料理人としての値打ちが上がると言われる程学校としての評価は高い。
生徒
極星寮
- 一色慧(いっしき さとし)〈CV:櫻井孝宏〉
- 吉野悠姫(よしの ゆうき)〈CV:内田真礼〉
- 伊武崎峻(いぶさき しゅん)〈CV:村田太志〉
- 榊涼子(さかき りょうこ)〈CV:茅野愛衣〉
- 丸井善二(まるい ぜんじ)〈CV:小林裕介〉
- 青木大吾(あおき だいご)〈CV:柳田淳一〉
- 佐藤昭二(さとう しょうじ)〈CV:河西健吾〉
高等部一年
- 新戸緋沙子(あらと ひさこ)〈CV:大西沙織〉
- 水戸郁魅(みと いくみ)〈CV:石上静香〉
- 川島麗(かわしま うらら)〈CV:日高里菜〉
- タクミ・アルディーニ〈CV:花江夏樹〉
- イサミ・アルディーニ〈CV:小野友樹〉
- 薙切アリス(なきり ありす)〈CV:赤﨑千夏〉
- 黒木場リョウ(くろきば りょう)〈CV:岡本信彦〉
- 葉山アキラ(はやま あきら)〈CV:諏訪部順一〉
- 北条美代子(ほうじょう みよこ)〈CV:瀬戸麻沙美〉
- 貞塚ナオ(さだつか なお)〈CV:後藤沙緒里〉
- 美作昴(みまさか すばる)〈CV:安元洋貴〉
- 佐々木由愛(ささき ゆあ)〈CV:日高里菜〉
高等部二年
- 豪田林清志(ごうだばやし きよし)〈CV:乃村健次〉
- 小西寛一(こにし かんいち)〈CV:川田紳司〉
- 甲山鉄次(かぶとやま てつじ)
- 楠連太郎(くすのき れんたろう)〈CV:浅沼晋太郎〉
- 熊井繁道(くまい しげみち)
- 梁井メア(やない めあ)〈CV:M・A・O〉
- 小古類(こふる るい)
中等部三年
- 第一席:司瑛士(つかさ えいじ)〈CV:石田彰〉
- 第二席:小林竜胆(こばやし りんどう)〈CV:伊藤静〉
- 第三席:女木島冬輔(めぎしま とうすけ)
- 第四席:茜ヶ久保もも(あかねがくぼ もも)〈CV:釘宮理恵〉
- 第五席:斎藤綜明(さいとう そうめい)
- 第六席:紀ノ国寧々(きのくに ねね)〈CV:花澤香菜〉
- 第七席:一色慧
- 第八席:久我照紀(くが てるのり)〈CV:梶裕貴〉
- 第九席:叡山枝津也(えいざん えつや)〈CV:杉田智和〉
- 第十席:薙切えりな
卒業生
- 堂島銀(どうじま ぎん)〈CV:子安武人〉
- 薙切薊(なきり あざみ)〈CV:速水奨〉
- 四宮小次郎(しのみや こじろう)〈CV:中村悠一、小林由美子(幼少期)〉
- 乾日向子(いぬい ひなこ)〈CV:能登麻美子〉
- 水原冬美(みずはら ふゆみ)〈CV:川澄綾子〉
- ドナート梧桐田(どなーと ごとうだ)〈CV:近藤孝行〉
- 関守平(せきもり ひとし)〈CV:間島淳司〉
- 角崎タキ(つのざき たき)〈CV:小松未可子〉
- 木久知園果(きくち そのか)〈CV:西明日香〉
教師・その他
- 薙切仙左衛門(なきり せんざえもん)〈CV:銀河万丈〉
- ローラン・シャペル〈CV:水島裕〉
- 大御堂ふみ緒(だいみどう ふみお)〈CV:横尾まり、生天目仁美(若い頃)〉
- 汐見潤(しおみ じゅん)〈CV:高橋美佳子〉
- 宮里隆夫(みやざと たかお)
- 景浦久尚(かげうら ひさなお)
遠月リゾート
- 佐久間時彦(さくま ときひこ)〈CV:大川透〉
- 瀬名博巳(せな ひろみ)〈CV:松風雅也〉
- 鶏卵の徳蔵(とくぞう)〈CV:田中完〉
- さやいんげんの耕助(こうすけ)〈CV:桐場康一〉
- ナチュラルチーズの久作(きゅうさく)〈CV:青山穣〉
学園外の人物
- 幸平城一郎(ゆきひら じょういちろう)〈CV:小山力也 / 同左〉
- 倉瀬真由美(くらせ まゆみ)〈CV:加隈亜衣 / 林沙織〉
- 小金井アキ(こがねい あき)〈CV:藤井ゆきよ〉
- 峰ヶ崎八重子(みねがさき やえこ)〈CV:千葉泉 / 同左〉
- 薙切レオノーラ(なきり れおのーら)
- 中百舌鳥きぬ(なかもず きぬ)〈CV:久川綾〉
- 富田友哉(とみた ゆうや)〈CV:川田紳司〉
秋の選抜審査員
- 千俵なつめ・おりえ(せんだわら なつめ・おりえ)〈CV:日笠陽子〉
- 喜多修治(きた おさじ)〈CV:武虎〉
- 安藤伸吾(あんどう しんご)〈CV:竹本英史〉
- 港坂巻人(みなとざか まきと)〈CV:家中宏〉
- 香田茂之進(こうだ しげのしん)〈CV:梅津秀行〉
アニメ
2014年11月1日発売の週刊少年ジャンプ49号にて、アニメ化決定が報じられた。
2015年春アニメとして、アニマックスおよび毎日放送、さらにはTBS、BS-TBS、CBCにて放送。アニマックス以外ではアニメイズム枠での放送だった。
丁寧に原作を再現しつつもオリジナルシーンを随所に挟んだ内容は、原作ファンからも好評であり、特に一部のオリジナルシーンは回想として、原作にも逆輸入されている。
創真が遠月学園に転入するシーンから遠月秋の選抜予選までの全24話(途中主要キャストによる座談会あり)が放送された。
2016年夏アニメという格好で第2期がアニマックスおよび毎日放送に加え、TOKYOMXおよびBS11で放送された。
1期では存在そのものがカットされた美作昴を交えて秋の選抜決勝とスタジエール編までが放送された。ただし、全13話とやや駆け足気味。
2017年10月からは第3期が放送。OVAで十傑を演じたキャスト陣がそのまま引き継ぐ。注目は最大の悪役である薙切薊の配役。2期放送期間中に病気休養となった種田梨沙演じるえりな役の処遇についてである。種田が放送開始までに復帰を表明したものの、結局代役を務めた金元寿子が引き継ぐ事になった。そして薊役は大方の予想通り速水奨が担当する。
その後、第3期の最終回を直前に後半部分に該当する『遠月列車篇』が2018年4月に放送される事が告知された。
第3期の放送局は第2期を一部引き継ぐ(アニマックス、AT-X)のだが、地上波はTOKYOMXのみの放送。その代わりとして、ネット配信枠を増強する事がアナウンスされている。有料だがPSvideoにも対応しているので、PS4もしくはPSVitaを持っていると全国どこでも視聴が可能となっている。
(遠月列車篇では、TOKYOMXとBS11のみが確定。それ以外は未定となっているため、続報待ちとなる)
製作スタッフ
監督:米たにヨシトモ
シリーズ構成:ヤスカワショウゴ
キャラクターデザイン:下谷智之
音響監督:明田川仁
音楽:加藤達也
アニメーション制作:J.C.STAFF
関連動画
アニメ化記念PM
ティザーPV
関連タグ
ジャンル | 漫画 週刊少年ジャンプ 料理 |
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NLカップリング | 『食戟男女カプ』を参照 |
BLカップリング | 『食戟【腐】』を参照 |
GLカップリング | ヒナめぐ |