概要
ぼのぼのとは、いがらしみきおによって描かれた4コママンガ作品、またその主人公の名前である。
あまりにも不条理なギャグ、物事の根底を問い詰める哲学性を、ほのぼのとした世界に織り交ぜている。
11巻までは特に哲学性が強かったが、以降、アニメ化した辺りからタッチが急に変わり、ギャグ性が強くなり、キャラが暴走気味になっている。
2012年にBarunson games によって「ぼのぼのオンライン」としてオンラインゲーム化される予定。
2015年夏コミ(C88)では『アカギ~闇に降り立った天才~』とのコラボとして「ぼの…ぼの…」というのも登場した。
ぼのぼの(主人公)
CV:
藤田淑子(映画1作目)
渡辺久美子(アニメ1作目)
結城比呂(ゲーム)
上村祐翔(映画2作目)
雪深山福子(アニメ2作目)
本作品の主人公、見ての通りラッコである。 一人称は「ぼく」。
素直でのんびりした性格をしており、言動も同じくのんびりしている。
あまりにマイペースな事から、せっかちなアライグマくんに急かされる事も多い。速く走れないことを気にするような場面も。
よくぼーっとしているが、これは単に呆けているのではなく、何か考えている状態である。 しかし考えている内に変な妄想に発展して怖がることもある。その妄想から生まれた代表的なキャラがしまっちゃうおじさんである。
ぼのぼのはふと疑問に思った事を延々考えていく癖があり、特に気にしないような事、そういうものなんだと適当に納得してしまうような事に対しても、妥協せずひたすら考える。
その行き着く先は往々にして哲学と妄想の世界であり、本作を象徴する要素の一つであった。
時々謎の遊びを行っているが、これは父親の影響である場合が多い。
のんびりしている一方で、ポポスくんの長い本名をたった二回聞いただけで覚える、スカーフェイスの傷が17個あることを見抜く(スカーフェイス曰く「知ってはいるが、それを言ったのはぼのぼのが初めて」)、アライグマくんは食べ物を美味しいと思った時に鼻水が出る癖があることを発見するなど、意外な暗記力・観察力はある。
初期では泣く以外ほとんど表情が変わらなかったが、最近の漫画ではスナドリネコさん相手でも青筋を立てて怒るようになっている。
家族は父親と二人暮らし。母親(ラコ)は彼の出産後に姿を消してしまった。
登場キャラクター
主要キャラクター
- フェネックギツネくん(CV:柳沢三千代)
主要人物のファミリー・親戚
- ぼのぼののおとうさん(CV:長嶝高士)
- アライグマくんのおとうさん(CV:梅津秀行)
- アライグマくんのおかあさん(CV:潘恵子)
- ショーねえちゃん(CV:田中真弓)
ゲスト・脇役
映画・アニメ版に登場する人物
空想上の人物
アニメ
1995年4月から1996年3月まで全48話が放送された。
主題歌
エンディングテーマ
「近道したい」
作詞・歌:須賀響子 作曲・編曲:山川恵津子
「LOVE, TWO LOVE」
作詞・作曲・歌:須賀響子 編曲:米光亮
関連イラスト
関連動画
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