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藤宮博也の編集履歴

2018-06-12 23:46:45 バージョン

藤宮博也

ふじみやひろや

『ウルトラマンガイア』の主人公の一人で、ウルトラマンアグルへと変身する。

「地球にとって人間はがん細胞だよ。増殖し続け、地球を汚し続けるだけの存在。ウルトラマンは地球を守るものだ。しかし存在理由を持たない人間まで救う義理はない!」

「力には力しかないんだよ、我夢。地球が隠していた強大なる力、それを俺は託されたんだ。この地球からね」

演:高野八誠

概要

本作の準主人公。22歳。元アルケミー・スターズの一員。アルケミー・スターズの科学者としても破滅に挑むウルトラマンとしても、我夢先輩でありライバル地球よりアグルの光を授かり、アグレイターウルトラマンアグル変身する。1979年10月21日生まれ。


数々の工学特許と博士号を持っているためかなりの富豪であり、自作の自家用機を持っている。

また、一部エピソードではオートバイを使って移動している様子があった。

かつては「リリー」というハムスターを飼っていたが寿命で死んでしまったという。


自らが作った光量子コンピューター「クリシス」が予測した『根源的破滅招来体』の脅威に対抗するための答えを探り、やがて海の青い光の力でアグルに変身するの力をに入れた。


常に落ち着いているものの、理屈屋な性格で、他者を突き放すような言動も多いが、その信念と意志は強く、クリシスの「答え」により「地球を守るためには人間を排除する必要がある」という思想を持ったことで、人類と地球の両方を守ろうとする我夢(ガイア)と対立し奔走し、地球で眠る怪獣を目覚めさせるなどの活動を行う。

一方で、宇宙から別の生命体が飛来した時にはガイアと共闘を行う事もあり、アンチマターの襲来の際には、反物質化光線でガイアの体を反物質化(!)させて、アンチマターのシールドの中でも戦えるようにし、解決後は元の物質にちゃんと戻した。


しかし、人間に対して非情になりきれない一面を持ち、玲子との出会いをきっかけ、彼女との度重なる触れ合いや、我夢の必死の説得によって、徐々に心境に変化が生じ、自身が滅ぼそうとする『人間』を何人も救っていく。

次第に人間を滅ぼし、地球だけを救おうとする自身の考えと、目の前の人間の命を放っておけない自身の心との間で常に揺れ動き、アグルの力を用いた幾度もの活動や、理解者であった稲森京子との死別によってその心身は疲弊していった。


稲森京子とのをきっかけに決心を付き、我夢との最後の戦いを挑むが、この戦いの影響で発生したワームゾーンからゾーリムを出現させる事になってしまった。

やがて、ガイアとの決戦の後、我夢によって、クリシスの導き出した「答え」が根源的破滅招来体の干渉を受けたものだったことを知り、戦う誇りと気力を失ってしまい、ゾーリムに挑む我夢に「自分にはもう、守るものは何もない」とアグルの光を託し、その姿を消した。


しかし、第36話より再登場し、自分なりのやり方で再び『根源的破滅招来体』に挑むだけの気力を取り戻していたが、前述の思想に基づいて行った様々な行為が招いた、いくつもの悲劇を目の当たりにし、罪悪感と、アグルの力を失ったことによる無力感、そして、そこにつけ込んだ破滅招来体による数々の精神攻撃に苛まれ、白髪混じりの姿にまでなるなど精神的にも追い詰められていく。


しかし第41話で、Σズイグルに捕らわれた我夢を救う為、もう一度戦いたいという強い思いが、の力を呼び起こし、ウルトラマンアグルV2としてヴァージョン・アップしたアグルの光と、戦う誇りを取り戻し、見事、我夢を救出し、Σズイグルを倒した。


それ以降は人間のことも視野に入れるようになったが、人間の犯した罪と愚かしい行為に対しては、未だ厳しい言動を見せる事もある。


『根源的破滅招来体』の大攻勢に挑む際には、ウルトラマンが二人いる理由をずっと考えていたことを我夢に明かし、「どちらかがいなくなってももう一人いる」と、その身を賭してワームホールに飛び込むことを宣言し、我夢に感謝を述べ、決戦に挑む。

しかし、作戦は失敗し、破滅招来体の最終兵器であるゾグによって光を奪われ、再びウルトラマンアグルへの変身能力を失う。

だが、霊魂の状態で語りかけてきた稲森博士からもらった助言を元に、我夢とともにドビシによって失われた回線を生き返らせ、『地球』の反撃の糸口を生み出し、怪獣たちの光を受けて我夢と共にウルトラマンアグルへの変身に成功する。


ガイアと共に地球を覆ったドビシを消滅させるが、再びゾグと対戦し、ガイアとの連続攻撃を浴びさせるが、第二形態となったゾグに苦戦するも、最後はガイアとの合体光線、ストリーム・エクスプロージョンを放ち、見事にゾグを打ち倒し、地球を救った。

その後のエピローグでは、それまでのイメージだった一色の装いと異なる白い服を纏い、笑顔で一人旅に出た。


OV「ウルトラマンガイア 光よ再び」では、破滅招来体が去り人間と地球怪獣が再び対立する時代になったことで、怪獣を擁護する行動に出、再びG.U.A.R.D.から追われる立場となってしまうが、途中、メリッサという少女が現れ、彼女からアグレイターに光を注がれ、再びアグルに変身させる力を取り戻した。

メリッサの正体は知的生命体リナールで、根源的破滅招来体の生き残りであるガクゾムの脅威を伝えた。

バイアクヘーの出現からガクゾムの脅威を知ったG.U.A.R.D.アメリカの幹部、ジェレミー・スピノザにより、指名手配を取り消されたため、人間の愚かさに怒りを感じながらも、地球を守る為に変身する。


バイアクヘーを攻撃しながら、XIGを助け、ガクゾムを圧倒するが、バイアクヘーに取り付いてエネルギーを奪い取られて弱体化し苦戦、駆けつけたガイアもバイアクヘーを融合し強化体へとパワーアップしたガクゾムに苦戦し、助けに入るもガイア共々窮地に立たされた。

しかし、XIGの援護とリナールの光によって回復し、最後はガイアのフォトンストリームとアグルのフォトンスクリューの同時攻撃フォトンスクエアにより、ガクゾムを撃退した。


他媒体での活躍

大決戦!超ウルトラ8兄弟

映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』では、我夢の友人である天才科学者として登場、我夢と共に反重力理論を研究していた。

我夢が学界を去った後も順調に研究を重ね、学界の権威にまで上り詰めたが、テレビインタビューで「自分の研究成果は友人(我夢)の協力無しではなしえなかった」と語るなど、我夢に対しての友情は忘れていない。


事件解決後、科学者に復帰した我夢と共に反重力システム搭載の宇宙船を完成させ、ノーベル賞を受賞。ラストシーンではM78星雲へと旅立つ我夢たちを見送った。


なお、ガイアの世界でリポーターとして活躍していた吉井玲子と結婚し、子供も設けていた。


ガイアに変身した我夢とは違い、アグルに変身して怪獣たちと戦うことはなかったが、別世界での記憶を取り戻した我夢の回想の中ではアグルに変身して戦う彼の雄姿を見ることができる。


ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA

2017年2月13日より配信される第8話からの「地球編」にて、高山我夢/ウルトラマンガイアと共に登場することが発表された。藤宮本人の客演は前述の「超ウルトラ8兄弟」以来だが、アグルへ変身しての活躍は「ガイアよ再び」以来16年ぶりとなる。

宇宙悪魔ベゼルブの群れが地球に襲来、それを追ってやってきたガイが地球で出会うことになる。また、Σズイグル戦以来18年ぶりに単独でベゼルブを倒す活躍をした。

単独で無茶な戦いをするジャグラーや、平和のために全生物の意志を奪おうとするサイキに自らの過去を重ね合わせ、忠告する。


前述の通り、16年ぶりの登場の為か、演者の見た目がガラリと変わっており、メイン画像の様な長髪から短髪になり、更に年齢を重ねた事で貫禄が出た為、「ガイア放送当時よりカッコ良い」という意見が少なからずあり、好評である。

勿論、我夢をはじめ、アスカやムサシも年齢を重ねた事で貫禄は出ているが、彼らの場合は以前にも客演していた事もあり、あまり久しくない為、藤宮の様に見た目に関する意見は少ない。


余談

当初は藤宮とアグルは第26話で退場する予定だったが、当初の予想以上に視聴者人気が出た事で予定を変更され、再登場することになった。


当初は主人公・高山我夢役のオーデションを受けていた。


高野氏は後に手塚海之/仮面ライダーライア一文字隼人/仮面ライダー2号も演じ、主役ではないがウルトラマンと仮面ライダーの両方を演じた最初の俳優になった。


関連イラスト

ウルトラマンガイア藤我夢

地球に愛されし若者達光の戦士


関連タグ

ウルトラマン ウルトラマンガイア ウルトラマンアグル XIG 根源的破滅招来体



藤宮博也→ジュリ

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