阿修羅閃空とは、カプコンの対戦型格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズに登場するキャラクター豪鬼の必殺技のひとつである。
概要
正確には殺意の波動に目覚めた者ならば、ほぼ使えるようである。
動作
腰を落として大股で構えた後、『風神雷神図』の雷神のように片足で直立して片腕を下げ、もう片方の腕を肘を突き出すように上げる。そしてこのままの体勢で、滑走するように残像を描きながら前後に移動する。
性能
いわゆる移動技。そしてそのジャンルの大家というべき技でもある。
発生時は完全な無敵状態であり、相手の攻撃を回避しながら背後を取って反撃に出ることに長けている。ただし、技の終わりに隙が生じるため、乱用は自身の危機を招くだけなので注意。
シリーズによって微妙に性能が変わり、発生時以外にまったく無敵判定が無い場合もあれば、発生から終了まで完全に無敵なケースも存在する。
使用者
豪鬼
言わずと知れた、元祖殺意の波動の覚醒者。
ほとんどのシリーズで使用しており、シリーズによってはSC(スーパーコンボ)などに昇格するEX版もある。
リュウ(殺意の波動に目覚めたリュウ)
元は海外版の隠しキャラだったが、現在では『ストリートファイター』の正史に重要な意味を成す存在。
豪鬼とは構えが多少異なり、移動中は前傾姿勢となる。
春日野さくら(日焼けしたさくら)
何故か日焼けしただけで殺意の波動が使えるさくら。どういうことなの・・・。
基本的には豪鬼版に準拠している。
ルガール・バーンシュタイン(ゴッド・ルガール)
『CAPCOMvs.SNK 2』で豪鬼と戦い、殺意の波動を吸収したルガール。
技名は「ゴッド・レーン」に改名されている。モーションも変わっており、やや片足を上げたまま腕を組んで移動する。