概要
「ペルソナ3」における主人公(キタロー)のペルソナとして登場。
死神コミュをMAXにすることで生み出すことが可能になる。
無数の棺桶を鎖で繋いだオブジェを背負い、飾り気のない一振りの刀を構える処刑人のような出で立ちをしており、顔には鳥か獣の頭蓋骨を模したような無機質な仮面を付けている。
初期ペルソナのオルフェウスを差し置いてパッケージを飾るなど、本作の命題を象徴するペルソナとして扱われており、その外見も相まってファンからの人気は高い。
ただし、能力的には闇属性・光属性の即死スキルが多く各スキルの燃費も悪いのため、それほど使い勝手がいいとは言い難い側面もある。
そして2012年…。
P4Uにて、まさかの「メギドラオンでございます」とともに復活!!
その2年後の2014年…。
関連イラスト
ここからペルソナ3のネタバレあり
本編冒頭の大型シャドウ襲来時、初めて主人公がペルソナを覚醒させた際に力が暴走し、オルフェウスを食い破って中から出てきたのが初登場。しかしその後長らく登場することはなく、本編終盤になり主人公が死神(ファルロス)コミュをランクMAXにした際に合体できるようになるペルソナ。初期レベルは64。
何故そんな高レベルのペルソナが初召喚時点で(暴走とはいえ)使用することができたのか?というのは、主人公の中に封印されているデスが人間体となって表にでてきたのがファルロスという少年であり、ファルロスの本来の姿はタナトスと酷似した外見。ファルロス曰く「僕の力の一部」。冒頭の大型シャドウ戦でタナトスが出てきたのは、その時点では主人公に大型シャドウを倒す実力が無いと判断したファルロスが力を貸したためらしい(ドラマCD『Full Moon』より)
P3Mの最終決戦でもタナトスは大トリの一騎打ちというオイシイ役回りで登場するが、ニュクスアバターが自身の「迷い」の具現化ではないかと零しているシーンがある。
主人公固有ペルソナのオルフェウスを差し置いてゲームのパッケージを主人公と共に飾ったり、存在自体が物語と深い関わりがあったりと、あらゆる意味でペルソナ3を象徴する存在である。
ペルソナとしては初めてフィギュア化されたペルソナでもあり、そのデザイン性の高さから人気が高い。
ちなみに、オルフェウスとタナトスを合体させて出来るペルソナがメサイアである。