即死
そくし
日常においては必ずしも「即死=一瞬で死亡」という訳ではないことに注意されたい。
具体的に「事後何分以内」などという定義があるわけではないが、交通事故でよくある出血多量といった死因の場合は、死に至るまで最低でも1分以上の時間は要する。
ニュース等における即死
日本の法律において「この人は死んだ」と言う判定は医師などの定められた資格を持つものが定められた手順で定められた条件を満たしていることを確認して初めて下すことができる。
そのため実際は即死していても「心肺停止」「搬送後に死亡が確認」と報じられることが多い。
頭部が粉々になったり人体が文字通りミンチになるなど、一般常識に照らし合わせどう逆立ちしても言い訳できないレベルで確実に「一瞬で死亡」した場合は「その場で死亡が確認されました」と述べられる。
RPGで即死魔法などと言えば、対象を一撃で死に至らしめる魔法の事を指すなど、
比較的頻繁に用いられる言葉である。
即死効果には、超ダメージ(物理的な最大の数値「9999」等)又は現在HPと同量のダメージを打ち出すタイプと、ダメージ表示がなされないタイプとがある。
多くは後者で、状態異常効果の一種とされ、装備品の効果により完全に防ぐ事が可能な場合が多い。
戦闘不能など、死というわけではない状態にされる場合でも即死効果とよく言われる。
物によっては石化や麻痺や魅了のようなものも実質的な即死効果だったり、全滅判定になったりする。
ボスキャラに効いたらゲームとして色々不安定になってしまうので、通常「ボスには一切効かない」という設定となっている。
当たれば即死な分、当然命中率は相応だが、敵の使って来るものには100%当たって即死という酷いものも多く存在。
敵が使って来ると脅威がだが、自分達が覚えても使いどころが難しく、特にボス戦では通常全く役に立たない。
アクションゲームにおいては、ライフ制であってもトラップ系に嵌ると即死になる事も多い。
格ゲーでは一撃ではなくとも、連続技によって反撃を許さずダメージを積み立てる事でKOを奪えるケースを指して言う(即死コンボ)。中には同じ技が延々と入り続ける場合まであるが、大抵は続編やアップデートで修正対象になる。
即死技の具体的な形の例
- 呪術系…謎の力により直接死という状態を与えられ殺される。即死技と言えば主にこれ。ダメージ表示される事はまず無い。多くは闇属性。
- 超大振り系…圧倒的な破壊力で粉砕。クリティカル扱いの事も。ダメージ表示され易い。
- 切断系…よけろ!(RPGでの例:ジーノカッター チェーンソー)
- 急所を突く系…クリティカル扱いの事も。物理攻撃的だがダメージ表示されない事もある。
- 移動系…地の底に沈めたり、上空や異空間に飛ばしたり。味方が食らっても多くはその場で倒れるだけだったり、拠点に帰ってたり。
- ビーム系…激烈な破壊エネルギーの波状攻撃を以て、対象を瞬く間に粉微塵に分解・焼き尽くして消し飛ばす。攻撃も光の速さで飛んでくることも多く、リーチと破壊規模(作品によっては惑星や宇宙そのものを破滅させてしまう)も絶大な為、逃れる事も非常に困難。主に光属性やこの作品のキャラクター達。