木村屋(現・木村屋總本店)創業者であり茨城県出身の元士族・木村安兵衛とその次男の木村英三郎によって考案。
あんは「つぶあん」「こしあん」「うぐいすあん」等が使われる。
桜の花の塩漬け※などが上に載せられることもある。
※元祖の木村屋のあんパンには、中央にこれが載せられていた。
たまに「チョコあんパン」なるものがあるが、それは「あんパン」ではなく「チョコパン」である。
また、ごく稀に「クリームもあんの一種」と言う人もいるが、それも「あんパン」ではなく「クリームパン」である。
強引に解釈すれば、餃子などの中の具のことも「あん」というので、パンの具(中身)も「あん」と呼べないことはない、かもしれない。
最近ではデニッシュあんパンというおしゃれな商品も出ている。
また、昔の刑事物のドラマでは瓶入り牛乳と並んで張り込み捜査御用達のアイテムでもある。
1988年10月3日放送されたエピソードによると「こどもが遠足で食べるもの」らしく、天丼とは縁がないとのこと。
あんパンが“発明”されたのは明治時代であり、日本の餡と西洋のパンとを合体させた、海外の物でも良い物は積極的に取り入れて日本風にアレンジしてしまうという、いかにも日本的な食べ物である。
なお、当時のあんパンには日本人に馴染みやすいよう生地に酒粕がブレンドされており、今でも元祖あんパンの店では伝統的な酒粕を使った生地が使用されている。
もっとも日本には餡を薄皮で包んだ饅頭が有ったのでなじむ要因になったのではないかと
あんパンを使ったことわざ
「あんの入っていないあんパンなどただのパン」
「あんパンに食われる」
関連タグ
【表記揺れ】
ジャムパン…木村屋の三代目主人・木村儀四郎(英三郎の弟)が考案した。
【具など】
【キャラクター・人物】
外部リンク
木村屋総本店HP…あんぱんの元祖。