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ラインハルト(トラキア776)の編集履歴

2018-10-28 22:01:39 バージョン

ラインハルト(トラキア776)

らいんはると

SRPG『ファイアーエムブレム トラキア776』の登場人物。

概要

グランベル帝国のフリージ公爵家に仕える将軍。フリージ公女でもある北トラキア王国のイシュタル王女率いる魔法騎士団ゲルプリッターの副官。彼女が幼い頃から守役を務め、ゲーム中で会話はないものの常に傍でその身を守ってきた。フリージ家を興した「聖戦士トードの再来」と謳われる程の実力を持ち、同僚のケンプフから一方的にライバル視されているが、作中では顔を合わせないまま終わる。同じ軍人の道に進んだ妹のオルエンからは一途に慕われている。


しかし、トラキア解放戦争を通じて世界の実状を知った妹にリーフ王子率いる反乱軍へと去られた(進め方によっては消息不明になるかケンプフに処刑される)上、「イシュタルを見る目が気に食わん」とユリウス皇子から殺意を向けられ、長年の側近の身を案じたイシュタルに守役の任を解かれてしまい、自身への妬みが原因で妹と主君に背を向けられる羽目になった。妹への心残りから本国に戻らず北トラキアの辺境に留まり、再会できるかはプレイヤー次第である。


クラスはマージナイトファイアーエムブレムシリーズの伝統の一つ、顔がいいのに仲間にならないキャラ。

連続・突撃・待ち伏せ・大盾という豊富なスキルを持ち、再行動率・ステータスも文句なしのパラメータ。しかも登場する22章では、敵全軍の命中率と回避率を30パーセント増加させる指揮レベル10の天才軍師サイアスも参戦し、自軍の軍師アウグストからは最も苦戦するだろうと警告される。自軍フェイズの待ち伏せ+兄妹専用の連続攻撃魔法ダイムサンダは脅威。


一方で敵同士でありながらオルエンに支援効果を与え、妹の成長を祝福してイシュタルから下賜された愛用の聖なる剣を譲り、決して自分からはオルエンを攻撃しない。

ラインハルトを攻略するには会話後、聖なる剣を装備したオルエンで攻撃するか、状態異常の杖で無力化するしかない。スリープが手っ取り早い。いくらラインハルトから攻撃してこないといってもオルエンから攻撃すれば反撃を受け、オルエンを育てていないと確実に返り討ちにあうので注意。


ファイアーエムブレムヒーローズ

CV:利根健太朗


雷神の右腕

【お仕事】FEヒーローズ 『ラインハルト』


属性
武器青魔
タイプ騎馬
武器ダイムサンダ(専用)
奥義烈雷
パッシブB待ち伏せ
パッシブC騎刃の紋章

2017年3月、「兄弟の絆」英雄召喚にて妹のオルエンと共に実装。

青属性の魔道士として登場し、本作でも騎馬の魔道士として参加。

流石に原作のぶっ壊れっぷりはなりを潜めてはいるが、それでも本作屈指のぶっ壊れユニット


理由としてはやはり彼の代名詞「ダイムサンダ」。

原作と違い速さ-5の厳しいデメリットがあるが、自身から攻撃時は反撃を挟まず連続攻撃ができるため非常に強力。

彼の素の攻撃が高いため「ダイムサンダ」自体の低い攻撃力を補えてしまい、移動力が最大の騎馬ゆえ先手を仕掛けやすく武器の長所を最大限生かすことが可能なうえ、騎馬の攻撃と速さを+6にする「騎刃の鼓舞」の恩恵も受けられるといたれりつくせり。(なおダイムサンダは「普通の武器と比べて」攻撃力が低いだけで他の2回攻撃武器と比べると威力が高い)

更にHPが一定以下で攻撃されると先制攻撃ができる「待ち伏せ」をもち、周囲の騎馬を強化できる「騎刃の紋章」を使える。


追加当時から異常な強さでユーザーを驚かせていたが、それに輪をかけたのがスキル継承の解禁。


自身から攻撃時に攻撃力に補正が入る「鬼神の一撃3(4)」を継承させることで元より高い攻撃力がさらに上昇し(当然2回攻撃なので効果も実質2倍)、鬼神の一撃を継承するだけで有利が付く赤属性はもちろん、優劣が付かない同属性や無属性に加え不利が付く緑属性ですら倒しきれる事もある。


更にイベント「戦渦の連戦」においての報酬である「開戦時に奥義カウントを1減少させる」聖印「奥義の鼓動」を装備させて奥義「月虹」を装備させることで、初手から2回目のダイムサンダが魔防-30%扱いでダメージを与えられるようになるため、彼の攻撃を耐えられるキャラは非常に限られてくる。

大半のキャラクターを一撃で葬り去れるため一時期闘技場は彼の独壇場と化した。特に再行動スキルを持つアクアとのコンビは「凶悪」の一言。


弱点

ただ、ラインハルト自身のステータス合計は全キャラクター中のワースト2という低さ。特に速さはダイムサンダ装備時には18とアーダンに次ぐ低さなのでほぼ全キャラから追撃を受けてしまう。受けに回ると非常に弱い。

一応、守備・魔防もそこそこあり、赤・青属性のそこそこの攻撃なら多少は耐えられるのだが、攻撃が高かったり、まして緑属性だったりするとまず耐えられない。


とはいえ、自分で運用する分には、自分から攻撃を仕掛けられさえすれば問題ないため、ほぼ気にならない。踊りや、引き戻し・引き寄せなどの補助スキルなどを使って上手く動かせば、一切攻撃を受けずに単騎で全滅させることも容易である。

また、現在騎馬専用鼓舞を利用した騎馬パーティが隆盛を誇っており、そこにラインハルトを加えると大幅な強化を受けた上に「騎刃の紋章」(もしくは継承した「騎○の鼓舞」)で味方も強化可能と、補助面でも活躍が見込める。


ただし、「障害床」の存在には注意が必要。この地形に入られると守備魔防共に+30%という補正が入ってしまうため、赤属性以外の魔防が高めのキャラなら、いとも簡単に彼の攻撃に耐えることが可能になる。

受けに回ると脆いうえ敵の反撃に耐えうる程の耐久もないので、こうなると足手まといになりがち。

陣取られないように上手くユニットを動かせるように注意したいところである。


また彼の強さを支えるスキル構成は全て闘技場のスコア査定が低めなのも欠点。高査定を狙う場合、彼の強さを支えるスキルは全て使用出来ないので高ランクを狙うにはかなり工夫が必要。

しかし2018年8月に登場した総選挙セリカA枠最高査定の「鬼神の一撃4」を引っさげて来たので、こちらを継承すると多少査定がマシになった。


対策

その一方、AIが使用するラインハルトについては、(★5キャラである事が前提だが)そこまで対処は難しくなく、手っ取り早い方法としては魔防の高い緑属性の魔法ユニットで受け殺してしまう事。

AIは「攻撃範囲に攻撃可能な敵がいればとりあえず殴りに行く」と言う思考であり、苦手属性だろうと、反撃で倒されようと構わず突っ込んでくるため、そこを付けば対処可能と言う訳である。

特にラインハルトのような騎馬魔道の場合は、移動力3・射程2と言う広範囲が災いして、「ラインハルトだけが攻撃出来る位置」に対策キャラを置く事で、容易に反撃可能。

初期からの鉄板英雄は超火力のダイムサンダを余裕で耐えきれるほどの魔防を持ち反撃でまず一撃で倒せるユリアや、騎盾の鼓舞を受けたセシリア、相性激化と雷のブレスを継承させたファなどが挙げられる。

近接キャラなら魔防が高いうえに三すくみ効果が更に高くなる属性極化武器をもつティアマトならダイムサンダを余裕で耐えられるのでその後殴り倒してしまうと良い(貴重だが、「遠距離反撃」を継承しているとなお良い)。


また、ユリアより魔防はやや劣るが反撃性能が高いニノ、同じくティアマトほどではないが魔防が高い緑近接のカミラアンナあたりも候補に上がる。

ただし、これらのキャラは前述した「騎刃の鼓舞」+「奥義の鼓動」+「月虹」のダイムサンダは受けられないので注意。CPUはさほど鼓舞を上手く使いこなして来ないので、上手くバフがかかっていない時に受けると良い。

前述した障害床に陣取る事が出来るマップなら、さらに対策可能な範囲は広まる。特に緑ならまず問題なく受けられるだろう。


こうした対策ユニットが不在の場合でも、攻撃範囲の手前で待機する事で、対策ユニットなど関係なく近づいてきた所を悠々と殴り倒す事が出来る。と言うか、基本的にはこちらの対策の方が闘技場では一般的であり、対策ユニットは「楽」「事故防止」と言う面が大きい。

こちらから殴ってしまえばダイムサンダの二回攻撃は発揮されず、脆い上に遅いラインハルトを対処するのはあまりに容易。

引き戻し・引き込み・踊りといった位置調整系のスキルも、AIはプレイヤーほど上手く使って来ないので、まず問題なく殴り倒す事が出来るだろう。


このように、基本的にはCPUの使うラインハルトはさほど脅威とはいえない。逆に言うと、CPUのラインハルトにいつも苦戦するようなら、パーティ構成か戦術を考えた方が良いだろう。

またこの点から、闘技場の防衛デッキに入れておくのはあまりお勧め出来ない。

更に17年10月より解禁された「聖印生成・強化」には「連続して攻撃を受けた場合2回目のダメージを割合減」という彼の対策の為と言わんばかりの「連撃防御・魔道」という聖印の登場に加え、「射程2の攻撃に対して守備・魔防をプラス」という「遠距離防御」の聖印を強化できるようになった事、直線上にいる相手の強化を反転させてしまう「恐慌の奇策」や直線上にいる魔防の低い相手の攻撃を落とせる「攻撃の謀略」と言った聖印の登場でより対処の幅が広まってしまったうえ、伝承英雄の加護や武器錬成の追加で耐久力を上げやすくなった他、彼のように速さのみ低めで他の能力が極めて高い重装キャラの追加で流石の彼でも一撃で倒しきれない相手も増えてきたため、依然超強力ではあるものの最初期ほどの絶対的な信頼は無くなっている点にも注意が必要である。


ただ、確かに「対策は容易」ではあるが、逆に言えば「対策出来なければ途端に暴れまわる」と言う事でもある。特に、MAPが(壁などで)狭い等の状況では途端に対処の難易度が上がるので、油断は禁物。

それ以外でも、パーティの組み合わせ等によっては、上手く逃げ切れず「ラインハルトに倒されるか別ユニットに倒されるか」のような状況が発生しかねない(特に、無料配布された強力ユニットである総選挙版の弓騎馬リンディスとペアを組んでいる事が多い)。

こうした場合でも、対策ユニットがいれば事故確率は大きく下がるが、いなければノーデス失敗となる事が多い。位置調整系スキルを利用し、上手く切り抜けたい。


総括

このように非常に強力なユニットなので「さぞお高いのでしょう…?」と思いきや、なんと彼はガチャから☆4で登場してくれる。

ダイムサンダは☆5に覚醒させなければ使用できないが、排出率の変動もあり☆4は最も排出率が高い事も有り微課金ユーザーの頼もしい味方でもある。しかも2018年4月10日にレアリティが変更され、☆3・☆4レアでの排出キャラとなった。もはやバーゲンセールもいいところである。

しかし通常では星5排出されなくなってしまった為、限界突破するには羽が必須になってしまったと言う問題点も出来てしまった。

ダイムサンダを使うだけでも最低羽2万、最強にするには羽22万という膨大な量の羽を使うことになるので強化したい人はピックアップは見逃さないようにしたい。


運営側も彼の強さは十分に把握していたようで一時期はラインハルト対策と言うべき要素を次々と打ち出していた(前述の連撃防御やシグルド、騎馬パ対策の柵地形など)。

が、その対策を乗り越えてなお強キャラとして君臨し続けた(過剰に対策しすぎると、ラインハルトより先に他の青魔道や騎馬が死ぬ、と言う問題もあった)ため、最近はほぼ放置されている。


あまりの暴れっぷりとヒーローズのイメージ画像(オールバック)から、ファンからはヤクザの愛称で親しまれている。ヒーローズでの活躍で大きく知名度を上げたのか、第2回英雄総選挙では男性部門第5位にランクインした。

また、原作のゲーム中にはない彼の挨拶「突然の来訪、どうかお許しいただきたい。」を捩って「突然の○○、どうかお許しいただきたい。」という定型分(テンプレ)が誕生した(使用例「突然のダイムサンダ、どうかお許しいただきたい」)。


雷神の剣

【お仕事】FEヒーローズ 『ラインハルト』


属性
武器赤剣
タイプ騎馬
武器マスターソード(専用)
奥義大盾
パッシブA鬼神の一撃
パッシブB待ち伏せ
パッシブC攻撃の紋章→攻撃守備の紋章

ヒーローズでの人気の高まりを受けてか、2018/4のトラキア776英雄召喚にて二人目がまさかの実装。今回もオルエンと同時。

総選挙で実装されたキャラを除くと、恒常で2人目が登場するのは追憶エイリーク・邪竜ルフレ・聖騎士クロムに次ぐ4・5人目。

伝承英雄を含めるともうちょっと増えるが、どちらにせよ総選挙と超英雄以外で2人目が実装されるのは他が(妹を除き)全員主役であるため、原作では最強クラスとはいえ脇役であったキャラの待遇としては、まさに破格。彼のヒーローズでの人気によるものと言えるだろう。


専用武器「マスターソード」は「勇者の剣+」の上位互換。攻撃力が僅かに高い(僅かと言っても、確定2回攻撃なので影響は大きい)のに加え、攻撃限定の2回攻撃である勇者の剣に対し、こちらは受けから入っても2回攻撃が発動するため、青魔版ではダイムサンダと噛み合っていなかった自前の「待ち伏せ」とも相性抜群だが、「切り返し」を継承させて4回攻撃を狙うのも面白い。

もちろん攻めでも問題なく2回攻撃可能で、こちらは鬼神の一撃によって高い火力を発揮出来る。

だが、青魔ラインハルトが強力なのは攻めに全特化した性能と移動力3・射程2と言う攻撃範囲の広さであり、射程1の為どうしても相手に接近することを余儀なくされるこちらは並み程度の耐久が祟って攻撃の高さを活かす前に落とされかねない。

例にもよって速さが壊滅的に低いため追撃は出来ず、ほぼ確実に受けてしまう点も手痛いが、それ以上に赤近接の騎馬は強豪犇めく激戦枠というのも問題である。


攻め時に確定で2回攻撃ができるという強みも剣騎馬には攻撃・速さに優れるキャラが多くいるため、それらのキャラに「攻め立て」を使わせることで代用は可能であり、受けに徹するにも耐久が並み程度しかないため、それなら耐久に優れる剣騎馬を使う事で済んでしまい、「受け時に確定で連続攻撃ができる」という点を活かせないと過去に登場した剣騎馬でも事足りてしまう事が多いのである。

ポテンシャル自体は十分に高いので雑に強い青魔版とは違い、プレイヤーの運用やスキル継承が重要となるユニットと言える。


関連タグ

ファイアーエムブレム トラキア776 ラインハルト

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