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beatmaniaIIDXの編集履歴

2018-11-07 23:28:27 バージョン

beatmaniaIIDX

びーとまにあつーでぃーえっくす

beatmania IIDX(ビートマニア ツーディーエックス)とは、1999年2月にアーケードに登場したDJシミュレーションゲームである。音楽にあわせて手元にあるスクラッチと7つの鍵盤を叩いていく。現行稼働中のアーケードのバージョンは26(Rootage)、 最新のコンシューマー版のタイトルはINFINITAS(SIRIUS)である。

概要

beatmaniaに比べて、ユーロビートやポップなど一般受けする楽曲を多く収録している。

無印(1st style)とSubstreamを除く11作目までは「〜th style」というナンバリングをつけていたが、12作目である「IIDX RED」からはその作品をイメージした言葉がつけられている。


タイトルの正式な表記は【beatmania IIDX】。

タイトルがスペースを含むためpixivでは正式なタイトル表記が不可能である。

そのため関連イラストにはbeatmaniaIIDXbeatmaniaをはじめ

IIDX弐寺などの略称が使用されることが多い。


pixivで以下のタグを纏めて検索してみる。

beatmaniaIIDX|IIDX|beatmania|弐寺|beatmaniaⅡDX|ⅡDX

シリーズ概要

『beatmania』の操作デバイスにボタンを2つ追加し、さらにエフェクト機能の強化を図った機種。3rd style以降はプレイステーション2にも移植されている。通称IIDX、弐寺、7鍵等。前身に当たる『beatmania』が既にシリーズを完結したため、現在では「beatmania」「ビーマニ」と呼んでも本シリーズを指すことがある。 なお、当初は「beatmania II」がシリーズタイトルであり、「DX」は筐体のバージョンという位置づけであった。


『beatmania』のアンダーグラウンド的なアプローチとの差別化を図るために、メロディアスできらびやかな音楽が特徴である。中期はハウスやトランス、ユーロビートなどの楽曲を多く収録している傾向にある。また、近年ではハッピーハードコアやガバなどのハードコアテクノが多く収録されるようになっている。これは難易度の向上のための音数の増加に耐えうるジャンルがハードコアテクノであるからだと考えられている。


筐体概要

『beatmania IIDX』のアーケード版筐体は2名分の操作デバイス、エフェクターデバイス、ワイドディスプレイ、スピーカー、照明、ボディソニック機能を備えた床部などによって構成されている。


操作デバイスは基本的に前身の『beatmania』に準ずるものだが、ボタンの個数・配置間隔、ターンテーブルの配置位置が異なる。ターンテーブルの配置の違いから、プレイサイドによって同一の譜面であっても多かれ少なかれプレイ感覚が変わる特徴がある。


エフェクターデバイスは『beatmania』のものより強化され、リバーブのみだったものが(14 GOLD以降)エコーorリバーブorピッチ、高域&低域のイコライザー、ハイパスフィルター、音量絞りと機能が増えており、2基のボタンと5基のスライダによって成っている操作子は見た目の存在感も抜群である。然し環境音が音なだけにそれらの効果は判りにくいものが多く、大概のプレーヤーはVEFX以外のスライダを全開する事によって得られる音量増幅効果に頼っている程度である。


またモニターも筐体によって違っており初期はリアプロジェクションモニター、その次はCRT、

さらに最新のものでは液晶となっている。

さすがに初期のモニターは初出から時間が経ってしまっているため

ほとんどのお店でCRTか液晶が使用されている。

ちなみにモニターは専用のものでなくても接続可能で、

実際にお店によっては普通に電気屋で売っているテレビをモニターとしている筐体が存在する。


コンシューマ機

『IIDX』以前はプレイステーション用ビデオゲームとして発売されていたが、こちらはプレイステーション2用ビデオゲームとして発売されている。 専用コントローラも用意されており、キー部分のユニットを取り外し回転させることで両プレイサイドに対応している。アーケード版の操作デバイスに比べるとキー間隔・サイズ・ターンテーブルの高さ等に多少の差異がある。 なお、拡張端子が用意されているが2010年現在、追加オプションは発表・発売されていない。一応、ドラムマニアのフットペダルを接続できるがスクラッチ入力扱いとなる。よりアーケード版に近いプレイ感覚を求めるプレイヤーのために、実寸に忠実なサイズで作られたコナミ製の「アーケードスタイルコントローラ」なども販売されている。


2009年10月15日に発売された『beatmaniaIIDX 16EMPRESS+PREMIUM BEST』をもって家庭用PS2版での発売は終了した。


そして、時は流れて2015年9月2日、「e-AMUSEMENT CLOUD」にて「INFINITAS」のアルファテストが行われた。これは、ある程度のPCスペックを必要とするが、PCにて弐寺がプレイ可能になると言う物である。


PCでプレイする音ゲーでは、海外ではDJMAX、国内でもBMSが存在している中、遂にBEMANIとしてPC音ゲーに進出とも言える瞬間と言えるかもしれない。


なお、INFINITASは2015年12月1日より配信が開始された。上記のようにEMPRESSで家庭用は終了しているため、こちらはSIRIUSの楽曲が中心になっている(しかし、配信などでそれ以降のバージョンの楽曲も存在している)。


基本ルール

操作デバイスの違いを除き、基本的にbeatmaniaと同じである。


通常ゲージにおいても7th style以降では見逃しPOORを50個連続出してしまうと放置あるいは放棄したとみなされ曲の途中でも終了になり、クリア失敗になる。


クリア評価

いくつかの評価基準が存在するが、いずれも基本的に正確にプレイするほど高い評価を受ける。

ステージクリア・失敗

各プレイごとに判定。グルーヴゲージの残量で判定され、曲終了時にレッドゾーンにあればクリア。グルーヴゲージのタイプは増減幅に差異はあるが、規定値以上がレッドゾーンとなる「通常型」と、全て赤色または黄色だが0%になると曲が強制終了となる「減少型」に分けられる。

スコア

各プレイごとに判定するほか、その回のプレイを通してのものも計上される。20万点満点制と、JUST GREATを2点・GREATを1点とする方式(EX SCORE)が存在。現在は前者はプレー画面中にしか見られずほぼ形骸化し、後者がより重要視される傾向にある。スコアグラフ表示や公式の大会などで適用されるのも後者。

クリア状況

個人データを使用している際に選曲画面やデータ管理ページ・モードなどで表示されるもの。クリアの合否のほか、フルコンボ達成やオプション使用によるクリアなども判別できる。シリーズを追うごとに表示タイプは増える傾向にある。

DJ LEVEL

1プレイ総合成績は初期から、曲単位では6th styleより実装。現在は前述のEX SCOREの達成割合によりAAA,AA,A〜Fの8段階で判定されている。これも選曲時やデータ管理において判別可能。

DJ POINT

今までにプレイした曲全てのEX SCOREを元に算出される指数、プレイヤーのプレイ達成度を測る指標。

忍者ランク

24 SINOBUZで追加されたシステム。GITADORAなどのスキルに該当し、基本的に楽曲のスコアが高くクリアランプが良いほど上昇していく。今までになかったからか、レベル別とSINOBUZの楽曲にしか反映されていない(過去バージョンはレベル以外に反映されていない)。


「SP」「DP」二つのプレーモード

普遍的に片方のプレイサイドを用いるシングルプレー「SP」に加え、『beatmania』同様両方のプレイサイドを用いるダブルプレー「DP」が全作品で実装されている。後者は『beatmania』と比してプレーに用いる操作デバイスが左右対称になっている為ボタンが4基増えたものの操作感覚は向上しているが、やはりプレー人口が多いのは前者のSPである。

 DPはSPに対して操作デバイスが丸2倍、要視認範囲は2倍強になる。両者で同じノート(降って来る音符)数であれば概ねながら密度は下がるが、SPと比べれば非常に難度が膨れ上がる事に変わりは無く、並みのセンスでは初級者になる事すらやっとのぐらいである。実際に製作者側でも「上級者向け」という触れ込みがあるぐらいで18 Resort Anthem以前は初心者乃至初級者向けのゲームモードがSPにしか実装されていなかった。

 料金面において11 IIDX RED以前はDPをプレーする際、SPと同額の料金では選択出来るゲームモードが著しく制限されており、全てのゲームモードから選択する為には予め二人プレー分のお金を投入しなければならなかった。12 HAPPY SKYにて、店舗側の裁量でDPでもSPと同じ料金で全てのゲームモードを選択する事が出来る1CREDIT DOUBLE、通称「ジョイント設定」が実装され、必然とDPに挑むプレーヤーが現れた。そして遂に21 SPADAにてSPとDPの料金が完全に同一となり、一部のゲームモードでは選曲画面でSPとDPを切り替える事が出来るOYW(Open Your World)システムが実装された。

 上記の事からSPとDPは「同じ筺体を用いる別のゲーム」であるという認識が為されている。


関連タグ

表記揺れ

総合

バージョン

初代(1st style)から10th styleまでには、サブタイトルがついていなかった。


アーティスト

デザイナー

特定キャラ・曲

派生作品等

その他

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