また、多くの製品の名称・愛称としても起用されている。
概要(四大元素の精霊)
錬金術の大家パラケルススによって提唱された、四大元素を象徴する精霊のひとつ。
女性形はシルフィード。
空気(風)を象徴する存在とされ、一般的にいわれる妖精のようにトンボのような薄い二対の翅を持って空を飛ぶとされる。
翅については、古くは翼とされる場合もあった。また男女の区別もなかったが、同じ四大元素の精霊で水を象徴するウンディーネの影響からか、女性とされる場合が多くなった。だが、シルフの場合はウンディーネと違って幼女であることが多い。
風のように自由に素早く飛び回り、さらに風と同化しているため、その姿は透明で人間には目視できないとされる。
ウンディーネと同様に、稀に人間に恋心を抱くこともあるとされ、人と交わりをもった際に生まれてくるのは、なんと巨人であるとされる。
創作での扱い
原点と同様に風の精霊として扱われる。
ただ、ほとんどの場合はピクシーのような小さな妖精の姿で表されることがほとんどで、その影響から容姿・性格ともに幼く描かれる場合が多い。