(トップ画像にアラシがいないのはご愛敬)
概要
ゾイドのアニメ化の企画自体は80年代にあり、当然セルアニメによるものだった(マーシーラビット氏のツイート関連より)。
全体的にバトルストーリーとは関連性が高くない。
TBS時代の作品は、ロストテクノロジーやオーパーツとも言われたCG技術により、アニメ界に革命をもたらした作品と言っても過言ではない。それでも、ゴジュラスが主役ゾイドになれなかった理由やブレードライガーが生まれた切欠もCG技術と予算の限界があったのだが、この点がゾイドワイルドではかなり解消されており、飛び道具が殆ど存在せず激しいアクションが連続する世界観のバックグラウンドの一つともなっている。
第一作は上山道郎氏による漫画機獣新世紀ゾイドと連動していたが、全体的に見ればかなりの部分が異なる。かなりの人気を博し、4クールの予定だったのが6クールに延長され、後番組との半年の穴を埋める為に第二作が制作された (この経歴のため、第二作を打ち切りだと勘違いする者もいる)。その後にもアニメ化の話はあったのだが、様々な問題によりお流れとなってしまった。何れにしろ、平成以降のシリーズの起爆剤となった。
そして2019年現在、約20年ぶりに設定や舞台等を一新したゾイドワイルドが制作されている。放送時間帯が早朝なためか、第1話から無料配信され続けるというそれまでは異例のスタンスをとっている。
テレビ東京系列の作品は(TBSよりも)異色の経歴を持っている。
- ゾイドフューザーズ
- ゾイドジェネシス
- 企画はゾイドとは関係ない異世界ファンタジーとして発動
- 中世ファンタジー性が強く設定もかなり異なる
- バイク式のコックピットの導入
- 女性キャラクターを前面に押し出した一方でシリアスで悲惨なストーリーと壮年~中年男女の活躍
- アニメ史上に残る凄まじい現場の混乱具合
一覧
TBS系
- ゾイド-ZOIDS- 1999年
- ゾイド新世紀/ゼロ 2001年
- ゾイドワイルド 2018年