誠死ね、とはアニメ及びゲーム『School Days』登場人物の伊藤誠に対して殺意を抱いた視聴者の代表的感想である。
その言葉通り「誠死ね」という意味である。(半公式)
表記揺れ→誠氏ね
なぜ「誠死ね」なのか
登場作品が非常に深い鬱要素を持つため精神的に弱い方は詮索しないことをお勧めする。
伊藤誠は一見「さえない男子高校生A」のような概観をしているが、隣の席の級友西園寺世界や、隣のクラスの桂言葉など多くの女性と結ばれるルート(エロゲ主人公特有のカリスマ)を持つ。
それだけならば作品を楽しむ者にとって「死ね」と言われるほど敵意は感じられない。
しかし問題は(おもにTVアニメ版での)彼の、女に溺れたような底無しの性欲と不純な交際精神、更にそのくせ優柔不断で無責任な性格が原因でもたらされる陰鬱で凄惨極まりないストーリー結末にある。
つまり彼の本性は女性の扱い方に問題のあるプレイボーイだったわけである。
ちなみにルートによっては彼は本当に死ぬ(それもだいぶ悲惨に)ことになる。
ただし一応弁護すると、普段は好青年であり、愛情深さや正義感はちゃんと持ち合わせている。
特に『Summer Days』では、常識的かつ「いい人」な一面を見せている。そのせいで今度はやっかみと嫉妬で誠氏ねと言われたりしているが…
また、現実においても、誠と同様かそれ以上に女遊びが派手な上に、酷い仕打ちを行う男性はかなりいる為、誠だけが特別悪いという認識も間違っていると言えなくもない。
なおOverflow関連作品には沢越止の法則という狂気の不文律が存在しており、これらの所業はその一端に過ぎない。
注意事項
「死ね」という言葉は他人に不快を与える暴言および中傷の意味合いが強い言葉であるために敗北者同様他のネットスラング以上に使う時には細心の注意を払いたい。
平気でそれを言うと誰からにも嫌われたり、度が過ぎれば侮辱罪や脅迫罪として訴えられる事もある。
また、「誠死ね」では、全ての誠さんとしか指定されておらず、その言葉の意味を知らない誠さんから見れば、自分が差別されていると恐怖に感じてしまう恐れが高く、場合によっては荒らし行為とみなされアカウント停止の要因にもなりえるため、メイン画像の作品のようなあからさまに「誠死ね」と言われそうな作品以外へのタグ付けは自重することを推奨する。
またPixivに限らずではあるが、この手のネタというのはそれを言っても許される場と時間と言う相手というものがある。例えばPixivならば「SchoolDays」の伊藤誠のイラストを投稿した場合や様々な動画サイトではこの伊藤誠が出てくる動画に対して言った場合だ。
それ以外の場所(例えば某学級裁判ゲームの誠さんといった「SchoolDays」の伊藤誠ではない誠さんや「SchoolDays」の内容ではあるが伊藤誠メインのものではない場合)で安易に使うのはただの荒らし行為でしかなく、自分も非難の対象となる。
そしてそういった荒らし行為はそれを書き込んだ人だけでなく、その作品のファン全体、さらにはその元ネタとなる作品自体やその会社(この場合、SchoolDaysやオーバーフロー)への非難へと繋がったり、ましてや全国の誠さんを強烈に差別してると誤解されかねない。
一見匿名だったりするがゆえにネット上では何を書き込んでも構わないという認識をしている人は人々が思っている以上に多いが、それによる悪影響として何が起こりうるのかをもう一度考えて、その上で周りの皆が楽しく感じる状態で話に華を咲かせていただきたい。
また、しっかりとインテルが入っている伊藤誠のイラストにこのタグをつけるのもご法度である。
その他
ちなみに、誠の他にもこれらの人物も「死ね」呼ばわりされている。
- タラちゃん(サザエさん)……3歳児でありながら多くの視聴者に嫌われている。その原因は自尊心の異常な強さと、他人を平気で裏切る薄情さなど多々あり、ニコニコ実況やツイッターで「タラヲ死ね」のコメで炎上する程の嫌われぶりである。
- 扇要(コードギアス反逆のルルーシュシリーズ)……レジスタンスのリーダーで、1期はそれなりに良識あるまともな人物だったが、問題は2期の方である。黒の騎士団に入る前から主人公のゼロ(ルルーシュ)を散々他人に信用させたり頼っておいて、正体を知れば即掌返し。自身も散々手を汚しておきながら正義派気取りの発言。そしてゼロレクイエム完遂後も特に咎を受けることもなく、自身は結婚&総理に就任といったラストは多くの視聴者に不快感を与えた。扇の他にも嫌われキャラはいるが、同時に好感を持てる・とりわけ優秀・可哀想なところもあるといった要素のいずれかを含んでいるのだが、扇はこれといって何の取り柄も見せ場もないためマイナスのイメージしかなく、ファンよりアンチが圧倒的に多い。ヒロイン勢の声優からも「扇はない、ジェレミアの方がいい」といわれる始末。