概要
奴良リクオが京都編後半に会得する。父親である奴良鯉伴が開発したもの。自分自身の畏（おそれ）と、信頼関係を結んだ仲間の畏を重ねることにより発動する。
鬼纏発動中、仲間はリクオに憑依する形になる。身体の主導権はリクオ。仲間の意識は存在しており、リクオに助言を行うことも可能。妖怪を憑依させる人間部分と、畏を扱う妖怪部分を併せ持つ者だけが使用できるようだ（鯉伴は妖怪と人間のハーフ、リクオはクォーター）。
鬼纏には「畏襲（かさね）」「畏砲（いづつ）」という２通りの使用法がある。
畏襲
２人分のスキルを同時に行使できる鬼纏。憑け替えで様々な状況に対応できる。
憑依するパートナーの個性に合わせて、リクオの衣装が独自のものに変化する。
黒田坊との畏襲
憑依：黒田坊
リクオの動作に応じて衣から無数の暗器が展開され、攻防をアシストする。
畏砲
刃に纏う形で出力する鬼纏。隙があるものの破壊力を重視した必殺攻撃。
憑依するパートナーの個性に合わせて、リクオの武器が変化する（一部例外あり）。
畏のエネルギーを一気に解き放つためか、消耗が大きく、１回使用すると鬼纏が強制解除される。
雪女との鬼砲
名称：雪下紅梅（ゆきのしたこうばい）
強力な冷気を帯びた氷の刃で対象を凍結粉砕する。
鎌鼬との畏砲
名称：襲色紫苑の鎌（かさねいろしおんのかま）
全長750mの巨体をも両断する、凄まじい切れ味の大鎌。
狒々との畏砲
名称：濃紅大申爪（こきくれないだいしんそう）
大猿の手を模した意匠が施された超大型の片刃剣。
黒田坊との畏砲
名称：星天下（せいてんげ）
憑依：黒田坊
斬撃の軌道に沿うように、大量の暗器が流星群のように降り注ぐ。
鴆との畏砲
名称：不明
憑依：鴆
恐らく毒をともなう斬撃だが、具体的な描写が省かれたため詳細不明。
現時点では名称が公開されていない。仮に畏砲に分類しておく。
