概要
cv:天野由梨
幽遊白書のメインヒロイン。主人公・浦飯幽助の幼馴染にして女神様。
だが、幽助の幼馴染なだけあって、単なる優等生ではなく、幽助が頭が上がらない程に気が強く、幽助からのセクハラに対してビンタを行うこともしばしば。また、正義感が強いところも幽助に似ている。
好きな色は青であり、これは、原作最後の事件の解決にも繋がった。
当初はロングヘアを低めのツインテールのセット(いわゆるしずかちゃんヘア)だったが、幽助の住んでいるアパートが火事になった際、彼の亡骸を運びながら髪を焦がしてしまったから、セミショートヘアにした(原作では桑原静流に切ってもらったときは、それよりは短かった)。
序盤で幽助が一度死亡してしまった際は真っ先に泣き崩れており、幽助が蘇生した後も霊界探偵として度々危険な戦いに出なければならないことからその身を誰よりも案ずるなど彼に対する想いは強い。暗黒武術会序盤以降からは幽助が霊界との関わりを持っていることを知ることになる。
テレビアニメ
アニメ版では、武術会初戦にて幽助が命をかけてまで戦うのを桑原和真にやめさせるように言ったり、黒の章の内容の過激さ故に話を聞いただけで思わず涙を流してしまうなど、アニメでは普遍的な女の子であることが強調されている。
原作よりもヒロイン描写が多く、幽助以上にプーちゃんの保護者としても描かれた。原作でほぼ出番のなかった仙水編では、幽助のもとへ向かおうとするプーを心配して追っている流れで偶発的に幽助たちの騒動に関わることになる。
ちなみに当時はメインヒロイン(主人公の想い人)にも関わらず版権イラストやグッズに登場する機会がぼたんに比べて非常に少なかったが、近年は当時子供だった世代が大人になり経済力を持ったことで新規の版権イラストやグッズに螢子が登場する機会が格段に増えた。いい時代になったものである。
「嫌いなキャラは雪村螢子」の真相
原作者・冨樫義博は連載終了後に、いわゆる典型的なヒロイン像であることを理由に螢子を嫌いだと話しているが、要するにコテコテのキャラしか作れなかった過去(ラブコメ作家時代)の自分を嫌っているというのが発言の真相である。
それを裏付けるかのように、以降の冨樫義博の漫画にヒロインと冠がつく女性キャラクターは登場していない(レベルEやハンター×ハンターにも女性キャラは出てくるが、ヒロインポジションに当たるキャラは存在しない)。
なお作者が描いた「幽遊白書は漫画の中で行われていた劇だった」というオチの同人誌では、役の人(という設定)が美少女女優に描かれている。
関連イラスト
関連タグ
中村麻子…漫画『うしおととら』のヒロイン。演者がOVA版で演じたキャラクターで主人公を演じているのが幽助と同じ佐々木望氏で実家が定食屋で幼馴染という設定が類似している。