データ
都道府県 | 滋賀県 |
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面積 | 52.69㎢ |
人口 | 68,481人(2018年度) |
市の花 | キンセンカ(ポットマリーゴールド) |
市の木 | カイヅカイブキ |
概要
市内には名神高速道路や国道1号線などの幹線道路が通っており、日本で初めて高速道路が開通した場所(名神高速道路の栗東~尼崎間)でもある。ジャニヲタやアラシックにすれば大野神社がある場所と言ったほうが分かりやすいだろう。
元々は水田地帯だったが、1960年代に名神高速道路栗東ICやJRA(日本中央競馬会)の栗東トレーニングセンターが完成して「馬のまち」の印象が定着すると、低利子でたばこ産業を誘致するだけでなく市営の土地開発公社を設立するといった国からの助成金におんぶにだっこ状態の財政体質が築かれた。結果、バブル崩壊の波にのまれて2000年代は財政破綻の危機を迎えている。2010年代に入って民間企業誘致路線に切り替えるなど対策は執っているが依然として厳しい財政状況に変わりはない。
言ってしまえば、博打関連事業や過剰不動産投資によって以前から必要と叫ばれている国道1号線と国道8号線の渋滞解消策が後回しにされるなど、交通の要所としてあるまじき問題を顕在化させている。
歴史
1954年(昭和29年)10月1日 - 栗太郡治田村・葉山村・金勝村・大宝村が合併して栗東町が発足。
2001年(平成13年)10月1日 - 栗太郡栗東町が市制施行して栗東市となる
2007年(平成19年)10月28日 - 東海道新幹線新駅設置計画が白紙となる。
交通機関
高速道路
名神高速道路
新名神高速道路
通過
鉄道
JR西日本
新幹線南びわ湖駅誘致計画
国策が絡む財政戦略で裕福な自治体となった栗東市はバブル期に東海道新幹線新駅設置へ動き出したが、バブル崩壊による地価下落で建設用地を取得しながらも計画の具体化には2000年代前半まで時間を要した。2005年に滋賀県議会から建設予算が可決されたものの、満足な経済効果が見込めないだけでなく栗東市が新規公債を発行する方針を示して不要な税金投入だと問題視された。結局、南びわ湖駅という仮称まで決まっていた新駅設置計画は2007年に白紙となり建設予定地には日清食品の新工場やデカいコメリが建設された。
主な出身者
競馬関係者
武幸四郎(武豊の実弟)