フィリップ、概要だ
ジョーカーエクストリームは仮面ライダーWの基本フォーム、サイクロンジョーカーでの必殺技だね。マキシマムドライブを行ってから放つ技で、俗にいうライダーキックと呼ばれるカテゴリに属するモノさ。
サイクロンメモリの風の力で空に舞い上がり、正中線で二つに分かれて微妙にタイムラグのある二段蹴りを行うから、放つ瞬間には両脚蹴りになるのが特徴なんだ。
ただ、おそらく何度も放つところを見られて対策を立てられていたのだろうけど……組織の幹部である園咲霧彦が変身していたナスカ・ドーパントには、分離から突撃までに生じるわずかな隙を狙われて、彼の伸縮自在のマフラーで、こちらの分離した体を一まとめに縛り上げられて打ち破られている。
園咲霧彦はその後、粛清されてしまったけど…そのセンスと成長への向上心で、もし彼がメモリの負担に耐え、赤いナスカにまで進化を果たしていれば、凄まじい実力者になっていたに違いないと思うよ。
それから、これはTV本編終了後の正統続編漫画「風都探偵」から見せるようになった戦法だけど……「体を二分割する」という特性を利用して、ぼくの意識が宿るサイクロン側=ソウルサイドと、翔太郎のジョーカー側=ボディサイドで、上述した従来の「時間差キック」だけでなく、「真反対の二方向から挟みうちでキックを叩き込む」…というやり方も存在している。
おそらくその異常なまでの見た目のインパクトからダブルを代表する技にはなっているけど、名前がいかんせんサイクロンジョーカーエクストリームと似ているのが検索しにくい原因だね。地球の本棚を持っていない君たちは、左上の完全一致検索を使うことを進めるよ。
関連項目だね、翔太郎
ゴーストアイコンかぁ……ゾクゾクするねぇ