概要
「4」ではなくあくまでも「64」。「4~63をすっ飛ばしていきなり64かい」と突っ込んではいけない。
2008年4月15日には、WiiのVCが配信され、2015年8月19日には、WiiUのVCでも配信された。現在もVCで入手可能。
このゲームの特徴は二つの能力をミックスしてコピーする技「コピー能力ミックス」。
基本となる7つの能力の組み合わせによって新たな能力が生まれる。
(例えばバーニング×カッターで炎の大剣、ストーン×ニードルでドリル等)
詳しくはこちらで。
同じ能力同士を組み合わせてもよい。ただし1種類目と2種類目を入れ替えても一緒。
操作に3Dスティックではなく十字ボタンを起用したのは、小さい子でも操作しやすくするためとか。
しかし、本作のカービィは当たり判定の拡大、鈍足、滞空時間が有限になるなど大幅に弱体化されており、即死トラップ等で難航しがち。
デモ画面に垣間見える彼のリアクションは非常に人間臭く、それまで「ピンクの悪魔」と恐れられた化け物じみたカービィ像は鳴りを潜めている。
こうした主人公の下方修正は全シリーズ通して異例のこと。
ミニゲームではカービィだけでなく、ワドルディ、アドレーヌ、デデデ大王が使用可能。
ストーリー
広い宇宙のどこかにある、妖精たちの住む星「リップルスター」
そんな平和な空に突然大きな黒い雲があらわれ、星全体をおおいつくそうとしています。
ぶきみな黒い雲のねらいは、妖精たちの大切な宝物である「クリスタル」でした。
そこで妖精リボンはクリスタルを持って宇宙へ脱出します。
しかし黒い雲から生まれた3体の追っ手が逃げるリボンに何度も体当たりをしてきたのです。
やがてその衝撃でクリスタルは砕けちり、いくつかの星に流れ星となってふりそそいでいきました。
一方ポップスターではカービィが星空をながめていると、空から妖精リボンが落ちてきました。
困っているリボンから話を聞いたカービィは、一緒にクリスタル集めの旅に出るのでした…。
ステージ
レベル1・ポップスター
カービィ達の故郷の星。ゲームはここからスタートする。ステージ数は3。
ボスはおなじみの人面樹、ウィスピーウッズ
- 1-1
ひたすら平坦なコース。2つ目のクリスタルはある色のコピー能力を使おう。
ルームガーダーは「デカエヌゼット」、耐久力は低い。
またラストにはダークリムルに憑依したワドルディが立ちはだかる。
- 1-2
秋のように落ち葉が舞う森のステージ。ルームガーダーはデカバウンシー。
ラストにはダーク・リムラに憑依されたアドレーヌが立ちはだかる。
前作のような戦い方だが、描いた絵はいずれも耐久力は低い。
- 1-3
デデデ大王の城を探索するステージ。
BGMは外部が1-1と同じ、内部は「3」の仲間が待機しているアレンジ版。
ルームガーダーは無い。
最後はダーク・リムロに憑依されたデデデ大王と戦う。
前作のように2段階あるが、序盤であるために3に比べて耐久力が低い。
レベル2・ホロビタスター
何らかの原因で滅びてしまった星。ステージは砂漠がメインだが
草原や廃墟と化した文明の遺跡らしきものが点在する。ステージ数は4つ。
ボスは三位一体の遺跡の防衛機構、ピクス
- 2-1
砂漠と砂の遺跡のステージ。ルームガーダーは「デカサボン」。
途中砂でせり上がる場所があり実質強制スクロール。
- 2-2
草原を進むステージ、こちらにも遺跡が存在する。ルームガーダーは無い。
内部には大きなプールなどがある。
後半にはデデデ大王に乗って進む場所がある。
- 2-3
砂漠の地下に広がる洞窟を進むステージ。ルームガーダーは「デカテイル」。
地下水路があるため。元は海底だったと思われる。
BGMは1-3のデデデ城内部と同じ。
- 2-4
謎のピラミッドの中を進むステージ。外部のBGMは2-1と同じ。内部はこのステージ限定のBGM。
赤と黄色の動く床のステージでは挟まれると即死する等、前半にして難易度が非常に高い。
また、暗い部屋があり、あるミックスコピー能力を使わなければならない。
レベル3・ウルルンスター
水に覆われた常夏の星。水中ステージが多いのが特徴。ステージ数は4つ。
ボスは巨大なシャチのアクロ
- 3-1
前半は島と海で、後半は洞窟を進むステージ。
ルームガーダーは「デカチック」。難易度は前ステージに比べ低め。
- 3-2
川のステージ。木箱で急流下りする箇所がある。
ルームガーダーは「デカカニィ」。
ちなみにBGMは「3」のグラスランドのアレンジ版でこのステージ限定。
- 3-3
砂浜と海のステージ。
ルームガーダーは「デカカパー」、BGMは3-1と同じ。
ステージのある地点のバックに砂の城や滑り台はデデデ大王とワドルディが作ったものである。
- 3-4
深海のステージ。ルームガーダーは「デカギョドン」。BGMは2-2と同じ。
ほとんど水中ステージなので、クリアには時間が長く感じるであろう。
レベル4・コレカラスター
原始時代のような星。ステージ数は4つ。
鬱蒼と生い茂るジャングル、高山、火山などがひしめている。
ボスは意思を持つマグマのヨガン
- 4-1
ジャングルのステージ。後半は茎で釣り上げた丸太があり、一部落下するものもある。
ルームガーダーは「デカガルボ」、BGMは1-1と同じ。
- 4-2
鍾乳洞のステージ。最初は下に落下し到達した先にトロッコで進む場所がある。
ここのクリスタルはある危険なミックスコピーを、特定の場所まで持ってこなければならない。
ルームガーダーは「ドロップ24体」、6-3を除き巨大化した敵ではない。
- 4-3
岩山が切り立つステージ。BGMは2-1と同じ、ルームガーダーは無い。
ブロックパズルが登場する、アドレーヌが描いた絵がヒントになる。
後半のある地面が「KIRBY」の文字になっている場所がある。
- 4-4
火山のステージ。デデデ大王に乗って進む場所がある。
最後の方では溶岩に追いかけられる実質強制スクロール。
1回目は後ろから。2回目は下から迫ってくる。
また、ある場所に隠されているクリスタルが色で示しておらず、
炎に対抗できるコピー能力を使うのがヒント。
ルームガーダーは無い。BGMは4-2と同じ。
レベル5・ブルブルスター
あまりの寒さに住民は他の星へ移住してしまった。
星の地表をよく見てみると・・・。
- 5-1
一面銀世界の場所を進むステージ。
ワドルディと一緒にソリに乗って進む場所や、氷が張った湖がある。
ルームガーダーは「デカチリー」。
- 5-2
山の頂上からゼボンの手を借り雲の上に行き、そのまま雲の上を進んでいくステージ。
雲の上なので空は晴れている。空中面であるので足場に注意。
ルームガーダーは「デカモプー」。
BGMはこのステージ限定で、夢の泉の「バタービルディング」のアレンジ版である。
- 5-3
大きなデパートの中を進むステージ。デパートの構造は11階建て。BGMは5-1と同じ。
施設の機械などは動いているが、もう営業はされていない。
6階まではエスカレーターで、6階から11階まではゼンマイ式のエレベーターで登る、
7階に遊具コーナーらしい場所。8階は積み木とカエルがいる、9階はアスレチックのような階。
10階はドネンとゴルドーがおり、11階はシャッツオとポピーブロスJr.がいる。
ここからゴールまでは全て11階、花屋や家具屋、電化製品店、巨大な水槽がある部屋など。
ルームガーダーは「デカミノ」こちらも11階にいる。屋上(12階)に着けばゴール。
- 5-4
地下の工場を進んでいくステージ。工場の機械は今も動いている。
BGMは工場に入る前までが5-1と同じ。内部は「こうじょうけんがく」である。
屈指のトラウマステージであり難易度は本作最難関と言っても過言ではない。
デデデ大王と一緒に進むところもある。即死トラップが多く、巨大ピコピコハンマー攻撃、
巨大プレス機、動く電気の壁による押しつぶし)。ルームガーダーは「デカバーニス」。
レベル6・リップルスター
リボンの故郷の星。半分以上黒い雲に覆われている。ステージ数は3つ。
- 6-1
黒い雲に覆われていないステージ。
ステージの構造は外見が違うだけで、ポップスターのステージ1と殆んど同じである。
しかもBGMまで同じ(1-1、4-1で使われている)。
ただし、出現するザコ敵やルームガーダーは異なっており「デカノコギ」。
巨大化したルームガーダーはこのステージで最後。
- 6-2
お城へと繋がる地下の洞窟。潜入ステージ。
BGMがやたらと怖い。仲間が全員このステージで登場する。
- 6-3
お城の中を進んでいくステージ。ザコ敵を倒しながら登って行く。
塔のような構造をしており6階まである。上の階に進むごとに壁紙が夜になっていく。
3階はあるミックスコピー能力を使うとクリスタルが見つかる。
5階は和風な部屋となっている。6階はエヌゼットが上から降りてくる。
レベル7・ファイナルスター
全てのクリスタルの欠片を集め、ミラクルマターを倒す事で行ける星。
ボスはすべての黒幕たる0²
7-1となっているがこの星を選ぶとステージ選択画面がなくスタートする。
- 7-1
ラストステージとして登場。出現するザコ敵はエヌゼットのみである。
仲間が全員登場し、ワドルディが次のマップに繋がる穴を開けて、
進むとアドレーヌがアイテムを出し、奥まで行くとデデデ大王の協力で0²がいるマップに行くことになる。