概要
萌える商品、または、萌え絵を使った商品、作品、キャラクターのこと。
元々はギャルゲー、エロゲーの美少女の絵柄など、そっち系を意味する単語だった(1990年代~2000年代辺り)が、後にエロを含まない「“好き”という気持ちを楽しむ漫画(外観を楽しむ雰囲気漫画など)」「ご当地萌えキャラ」「萌え系菓子・ネタ系菓子(萌えキャラがパッケージに描かれているお菓子で、ゆるキャラ・腐向け・厨弐病のキャラなどもいる)」「萌え擬人化」「大人の少女趣味(ロリィタ・ファッションなど)」「“かわいい”“好き”を突き詰めた絵」なども萌え系と呼ぶようになっていて、定義が細分化している。
「萌え絵に萌えを感じない」という面倒な層もいるらしい。
ファンシーグッズには萌え絵以外のアニメ絵が使われており、「美形なのか不細工なのかよく分からない人物」「何歳でも見やすいゆるキャラ風の人物」「漫画を読み慣れてない人でも共感しやすい現実的・近代的な建物、衣服、日用品」などが描かれている。
等身大の女性キャラも、萌え絵に似た絵が使われていても萌え絵とは言われにくい。
萌え絵の美少女をキティちゃんのようなファンシーグッズ風の絵柄で描くなどの逆輸入パターンもあり、公式画が萌え絵じゃなくてもキャラクター人気を想定してプロフィールを用意する作品もあり、萌え系じゃない作品に「自分にとっての萌え系」という人もいて、もはや何が何だか…。
今では一種のバズワードのようになっている。
表記ゆれ
関連項目
魔法少女 癒し系 乙女系 ヴィジュアル系 腐向け オタク向け
判子絵…萌え系が流行っていた時代に問題になりやすかった要素