概要
CV:杉田智和
武器:片鎌槍
無双奥義・奥義皆伝の文字:『激』『裂』
『戦国無双3』から参戦したプレイアブルキャラクター。
秀吉子飼いの将である若武者。智勇に優れた才を持つリアリスト。
普段はクールな皮肉屋だが、親代わりである豊臣秀吉やねね、同じく豊臣家で育った福島正則、石田三成らを実の家族の様に大切に想っており、家族を守るために感情的になる事も多々ある。
秀吉亡き後の豊臣家を守ることを模索するが、そのために互いに意固地である三成や、情を解さず天下の泰平を第一とする黒田官兵衛とは激しく衝突することとなる。
しかし、幼い子飼い時代から一緒だった三成とは、お互い意地を張りながらも深い信頼関係を築いている。
福島正則にはよく彼の馬鹿ぶりにツッコミを入れているが、ねねの事となると正則がツッコミになる。
史実での「築城の名手」だった設定を踏まえてか、『OROCHI2』では呂蒙と築城談義になり、「壊れない城を作るにはどうしたら良いか」と相談する場面があるが、これに対しては呂蒙から「城は戦乱や大火で朽ちたりするが、詳細な設計図を残しておけば後世の人が新たに建て直してくれるし、お前の思いと志も人々の心に残るだろう」と助言されている。『戦国無双4Empires』では石垣へのこだわりが強調されており、各イベントでは(それこそ築城とまるで関係のない話題ですら)何かと「石垣は反らせれば反らせるほど良い」という持論を語っている。
ねねコン
ねねに対しては母親としての域を逸脱した情愛を抱いている節があり、一部ファンからは「マザコン」ならぬ「ねねコン」とも称されている。
それが見られる例としては、『無双OROCHI2』で敵に囚われたねねを救出した際に「後で、いい子いい子してあげるからね!」と褒められ、言葉にならない喜びを噛みしめる、
宴席では「肴に、おねね様の手料理が欲しくなる」と語る、
正則との陣地会話で「裸みたいな女(※露出度の高い衣裳の女性陣)が多い」と困惑する正則に
「ぞろぞろ着込んでいるよりは動き易そうだ」と返し、
「おねね様を基準にして女を見るのはやめろ」と突っ込まれる、
「女性に必要な素養は?」の質問に「忍術」と即答する
(但し、この件に関しては正則も「忍術一択はないけど、あとは料理とお説教の三択?」と答えている)
など、かなり逸脱している様子がうかがえる。
また、『4』のDLCにて「三成失踪事件」という“仲間たちと力を合わせ、覆面衆を倒す”シナリオがあるが、この一件の黒幕(?)がねねだった事を知るなり、
ねねが被っていた覆面を欲しがるという一面も見られた(尚、ねねに「その覆面はどうするの?」と聞かれた際、三成と正則に「かぶるんです。」「かぐんです。」と茶化されているが、真相は不明である)。
因みに、ここで彼のねねコンぶりは爆発する。
•黒覆面に付いていた匂いでねねと解る。この時点で変態確定。
•ねねの分身が多数出現→「こ、ここは桃源郷か⁉︎おねね様に満ち溢れている...!」
正則「清正、正気に戻れ?これおねね様の分身!倒さねぁとやられちまうって!」
撃破後→「これも試練ですか、おねね様..!あまりにも...あまりにも酷い...!」
正則「清正、泣くな?本物、ちゃんといっから。
後でギュッとしてもらえ。な?」
本物のねね発見→ねね「清正も折檻してあげるよ!」
「よろしくお願いしま...いや、しません!」
完全なるド変態であった。
容姿
短い銀髪、切れ長な目と、シャープな印象を受ける顔立ち(担当声優の杉田智和は、清正のキャラクターデザインに「虎人間をイメージしていたので、精悍な顔つきを見て驚いた」と語っている)。
(銀髪と中の人繋がりで、あのキャラクターのネタと合わせられることもある。)
衣装は作品によって異なるが、虎狩りの逸話から虎の毛皮を着用していることが多い。
戦闘スタイル
武器は「片鎌槍」。
史実の清正公が使用した槍の名に由来するが、刃の形は実際のものよりも「鎌」の特徴が強調されたデザインとなっている(実際の片鎌槍は、十文字槍の片刃が欠けたような形状をしている)。
使い方もまさに大鎌そのもので、得物を水平に振るい相手を刈り取るような攻撃が多い。
無双武将になる前
ちなみに『戦国無双2』では一般武将として登場している。
グラフィックは帥将で武器は槍(empiresでは薙刀)、声の担当は山田真一氏(島左近と兼ね役)。
三成と仲が悪いことと、ねねに頭が上がらないのは『3』と変わらないが、ねねの外伝シナリオ「関ヶ原乱入」で東軍援軍として登場するもねねに説教され、その姿はまさに親に説教される子供であった(ちなみにその時のやり取りは『無双OROCHI魔王再臨』にもあった)。