「まごころのまは、悪魔のま」
「MAゴゴロあ・げ・る♡」
CV/丸山詠二
概要
『仮面ライダーBLACK』第36話で先行登場し、その後、第39話「アイドルの毒牙」で本格的に活動を開始するゴルゴムのムカデ型怪人。
よく見ないと分からないが、アネモネ怪人、ハチ怪人、クモ怪人と同じく一応女性怪人で、ビシュムが目を付けた社会や学校に失望し、アイドルを追いかけるしか生き甲斐を持てない若者(早い話がアイドルの追っかけ=アイドルオタクの皆さん)に目を付けそれを元に立案した作戦を実行する為に騙して拉致した歌手志望の少女・大井祐子の姿に化身して謎のビデオアイドル・大井裕子としてデビュー。
ビデオを通じてビデオを視聴した若者たちを洗脳光線で自身の虜にするとゴルゴムのシンパへと仕立て上げていた。
ムカデの怪人らしく四足歩行で移動し、壁や天井も自在に這い回る事が出来るほか、地面に穴を掘って地中移動をして奇襲を仕掛ける戦法を得意としている。
その他、人間態への変身能力をもっており、上記にある通り目から放つ洗脳光線や敵に抱き付いて体に無数に生えた小さな足から電撃を浴びせて攻撃する能力を持つ。
ビシュムの目論見通り、裕子のファンの引き籠り化、グッズの購入金を得るための目的で暴徒化したり、挙句の果てには追っかけをする為に職場放棄が起きるなどの社会問題へと発展するなど順調に成果を上げていた。
更にマルチアイを持つBLACKに感ずかれない為に本物の祐子も利用して本物と自身を巧妙に入れ替えてBLACK=南光太郎の目をうまく欺き、洗脳を施したうえで最終的には始末してキングストーンを取り返そうと画策する。
その後、自身が洗脳した祐子のファンたちや本物の祐子を利用してあと一歩の所まで光太郎を追い込むが、(女の感)で正体に気づいた杏子に腕の傷を指摘され正体が発覚してしまい失敗。
地中へと逃走を謀るが、最後はバトルホッパーと連動したフェイントで地上へと引きずり出されて蹴り飛ばされた所へ『ライダーキック』の直撃を受け爆散。消滅した。