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赤木剛憲の編集履歴

2020-10-20 20:16:01 バージョン

赤木剛憲

あかぎたけのり

スラムダンクの登場人物。

「オレたちゃ別に仲良しじゃねえし、おまえらにはいつも腹が立ってばかりだ!だが……《このチームは……最高だ……》いや……ありがとう……!」

概要

CV:梁田清之緒方恵美(少年時代)


5月10日生まれ。通称ゴリ

湘北高3年。湘北バスケ部主将。背番号4。センター(C)。赤木晴子の兄。

問題児軍団を束ねるキャプテンとして、湘北にとって代えの利かない精神・プレー両面での大黒柱。197cmの巨体とその顔立ちや反逆無敵の桜木を拳骨一撃で沈める事が出来る豪腕を持つ。

また、その豪腕でダンクを決める「ゴリラダンク」や相手のシュートをバレーボールのスパイクの要領でブロックする「ハエタタキ」などの豪快なプレーでチームメイトを牽引する。その体を張ったプレーはチームメイトからはもちろん、他校の選手や監督からも畏怖と尊敬の念を集める。


普段は落ち着いていて温厚だが、バスケットのこととなると人が変わり、感情があらわになる。とにかくバスケが大好き(苛立っていた桜木に「玉入れ遊び部」とバスケットを侮辱されただけでムキになってまだバスケ部入部前で完全にド素人の桜木に勝負を挑むほど)で、幼い頃から全国制覇の夢を持ち、地道に努力を続けてきた。学業も優秀。

人格者ではあるのだが、子供の頃には幼なじみの青田龍彦に対し「やっぱりな、柔道なんかやってるからお前は短足なんだよ」と子供とは言えかなり酷いこと言ってしまった事もある(青田自身はかなりショックを受けたらしく話を聞いていた桜木や木暮からも酷いと言われていた)。



その一方で、あまりにもバスケに対してストイックで一途過ぎた為に弱小だった湘北では大きく空回りしてしまい、当時のチームメイトや先輩からは「息苦しい」と言われ、部員離れの一因にもなった(赤木と同学年の部員は本編開始時点では木暮公延ただ一人になってしまっており部の存続すら危うい状態だった時期もある)。


だが宮城流川桜木などの才能豊かなプレイヤーの入部で一躍強豪の仲間入りをしてからは、この一途さとストイックさが物語には欠かせないものとなっていく。高校3年に上がるまではことごとく自身のバスケットへの熱意について行ける仲間達に恵まれていなかったのである。


先述の様にバスケとなると感情が露わになる程であるが、練習中ならばともかく海南戦での桜木が自身の失敗でぐしゃぐしゃになるほど悔し泣きを見せた時、感情的に責める事なく手を桜木の頭に置き「泣くな」と諌める等、状況によっては過度に感情的にはならなかった。


この『かみ合わない理想と現実』『かみ合った理想と現実』という対比を見せるエピソードが、赤木のキャラクター性と湘北という舞台の歴史に厚みを生み出し、物語に深さを与えている。

作品において代えが利かないキャラクターで、作品は桜木花道の成長物語であると同時に、赤木の高校バスケットにかける情熱の物語でもあった為、もう一人の主人公であったとも言える。

また、全国行きの切符を手にした時のこれまでの努力と辛酸、主将としてバスケ部を引っ張り才能溢れる後輩達が集うまでの道程がフラッシュバックして、初めて読者に見せた男泣きはスラムダンクの中でも屈指の名場面の一つである(そして海南戦とは逆に男泣きをしている赤木に桜木が歩み寄るという対比も面白い)。


ちなみに、作者のデビュー作『楓パープル』にも同名の人物が登場するが、その人物像は本編とは大きく異なり、かつてバスケ選手であったが、中学時代に推薦のかかった試合で流川楓(こちらも同名の別人)に敗北し、挫折したヤンキーというものであった。

本編での三井寿に似たバックボーンであるが、コミカルなキャラ付けがなされているため、彼のような悲壮感はない。


全国大会終了後は木暮と共に引退、深体大学への推薦の話は取り消しになったらしく元々の志望校を受験する様子。原作終了後の黒板漫画ではバスケがしたいあまり、授業に身が入らず成績が落ちた模様。


この人の名前がタグにつかない事が多いが、「いいからテーピングだ!」の台詞(シーン)のパロディは未だに健在である。

関連タグ

スラムダンク 木暮公延 ゴリ

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