概要
2021年7月、新宿東口のとあるビルの上に突如として現れた巨大な三毛猫。
ビルの上から通行人を見下ろしつつ何かを語りかけたり寝たりといった行動を見せており、通行人や国内メディアから大きな反響を呼んだ。
果ては海外メディアにまで広がり、米ABCニュースの公式ツイッターは「Cat（猫）」と「Godzilla（ゴジラ）」を組み合わせた造語である「Catzilla（キャジラ）」の名で呼んでいる。
また巨大猫自ら「新宿東口の猫」の名でツイッターより情報を発信している。→ @cross_s_vision
真面目な概要
新宿東口に設置された街頭サイネージ「クロス新宿ビジョン」のプロモーションとして2021年7月9日より映し出された、3DCGによる猫の映像である。
「クロス新宿ビジョン」は新宿三丁目の新宿アルタに程近い一角で同年7月20日にオープン予定のビル「クロス新宿」の4階部分に設置されており、縦8.16m×横18.96mとなる国内唯一の4K相当対応の大型街頭ビジョン。ビルの角に沿って湾曲した形状をしており、新宿駅東口広場からは奥行きのある3D映像を見ることができる。
海外では2020年頃からL字や湾曲した画面での3D広告映像が注目されていたが、日本では目立った事例がなかったため今回のチャレンジに至ったとのこと。
動物にしたのはビルのマスコットキャラも兼ねてという意味があり、渋谷には「ハチ公」、池袋には「いけふくろう」という動物キャラがいるが、新宿には特にイメージされる動物はなかったため「犬やふくろうのように愛される動物として」という発想から猫に決定した。
猫のCGを制作したのは、映像制作会社オムニバス・ジャパン。
CROSS SPACE公式動画
朝の新宿巨大猫
新宿東口に巨大猫が登場！
