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オメガ(FF)の編集履歴

2021-07-27 19:38:36 バージョン

オメガ(FF)

おめが

オメガ(FF)とはファイナルファンタジーシリーズに登場する敵キャラクターである。

空より現われし、心を持たぬ者…「オメガ」…

それを追って来た者…「神竜

12の武器を持つ勇者達でもかなわない…

しずかに、次元のはざまに、眠らせておくべし…

決して、かたりかける事なかれ

概要

現在、ファイナルファンタジーシリーズ(略称:FFシリーズ)の強敵としてお馴染みのモンスターである。ファイナルファンタジー5で初登場。


同作品の神竜と並んで、FFシリーズにおける「ラスボスより強い隠しボス」の元祖的な存在。

現在でこそ攻略法が確立されているものの、当時はそのあまりの強さに、多くのプレイヤーを悩ませた難敵である。

FF5

ラストダンジョン次元の狭間の滝壺周辺で彷徨っている敵。アイコンに接触すると戦闘が始まる。

だが、いざ戦うとなると、その余りの強さに驚愕したプレイヤーは数知れない。ピラミッドに登場したマシンヘッドなどと同じような感覚で遭遇するとまず間違いなく殺されてしまう。汎用的な最強装備では、裸で挑むも同然で、「レベルを上げて物理で殴ればいい」が通用しない相手。

対オメガ専用の装備・アビリティで挑めば、ノーダメージで勝つ事も可能だが、そうでなければラスボスより遥かに強い存在である。当時ラスボスは倒せたがオメガは倒せなかったというプレイヤーは多いのではないだろうか。攻略のしづらさと言う意味では神竜より強いと言えるが、さすがにセーブポイントが手前にあったため大きな痛手を受けたプレイヤーは少ないと思われる。

(オメガは一見して敵とわかるが、神竜の方はいかにも重要そうな宝箱に潜んでおり、しかもセーブポイントから遠いため、初見ではたいてい引っかかってしまう)


波動砲などの攻撃を使ってくる他、ダメージを与えるとカウンター行動を取る。撃破するとオメガの勲章というアイテムが手に入る。特別な効果はないが、現在と違いインターネットが無い中で作戦を駆使して倒せば友人に自慢出来たに違いない。


さらに、GBA版では隠しダンジョンでピラミッドのマシンヘッドの如くごろごろ出現している場所がある。強さは元のオメガと全く同じであるが、「テレポ」の魔法あるいは「とんずら」「けむりだま」に限れば逃げる事は一応可能。しかも、このオメガを凌ぐ強さをもつオメガ改が登場するため、悪夢は終わらない……。


ところで、このオメガだが機械ということは制作者が居ると思われるが、作中に登場する古代ロンカ文明が製造した物なのか、何の用途で作られたのかも不明。第一世界のプロトタイプがこのオメガの試作品だと考えることも出来る(外見は一緒)し、隠しダンジョンではこのオメガ自身が量産化されているところを見ると高い技術で作られたのだろう。

  • 能力値
    • HP:55530 MP:60700 LV:119
  • 主な攻撃方法
    • 波動砲:パーティ全員に最大HPの半分のダメージを与え、なおかつスリップ効果付き。回復が間に合わずに2回喰らえば、ジ・エンド。
    • 火炎放射・地震・虹色の風・アトミックレイ・デルタアタック・ブラスターのいずれかランダム。自ターンで上記の攻撃を交互に使用。
  • カウンター攻撃
    • ロケットパンチ・サークル・マスタードボムのいずれかをランダムで2回。
  • 防御性能
    • 回避率:衝撃の「95%」
    • 防御力:凄い硬い
    • 対魔法:リフレク完備
    • 弱点属性:雷
    • 吸収属性:雷以外全部

…という、「魔法剣サンダガ」+「みだれうち」や「リフレク」+「サンダガ」などの攻撃でまともなダメージを与える手段は少ないのが欠点。しかも反撃行動は、ロケットパンチ→混乱、サークル→バトル退場、で一気に4人中2人が行動不能になりかねない。この反撃が、レベル挙げによる力押しをさせない最大の理由。

安全に勝つ方法として有名なのが『1回の攻撃行動』。要は「二刀流」+「魔法剣サンダガ」+「みだれうち」の8回攻撃で55530ポイントのHPを削るという事。裏技等でチキンナイフが2つ入手出来れば、装備次第でLV33以上のファリスで可能との試算がある。他の武器でもLV(ダメージの倍率)を(ドラゴンパワー等で)上げればノーダメージクリアは可能である。

また、調合で「りゅうのくちづけ」(りゅうのきば+おとめのキッス)を掛ければ、ロケットパンチ・サークルは無効化できる。GBA版の追加ダンジョンのボスに挑むなら、これを使った正攻法でも倒せるようにしておくといい。


FFといえば最大ダメージとして9999ポイント(シリーズによっては99999)がお馴染みだが、実はFF5のオメガ戦において、5桁のダメージが発生するケースが存在するのだ。ただし、これはMPのダメージなのだが。試しに「魔法剣アスピル」+「みだれうち」をやってみて欲しい。魔法剣アスピル(みだれうち)はMPを現在値の4分の1ずつ削っていくため、1撃目のダメージは計算上「15175」となる。ゲーム画面では千の位の数字が正しく表示されないが、実際にこの方式でMPダメージを与えている。暇な人は実際に試してみよう。

達人は「レベル1で1人でオメガ撃破」も成し得ている。

オメガ改

GBA版隠しダンジョンに出現する。物理回避率100%というのは兎も角、こちらはバリアチェンジで弱点を切り替える。また、対オメガ戦で有効だったとある戦術を使うとカウンターで自身のHPを全快させてしまう鬼畜っぷりである。

ただ、同じ隠しダンジョンには神竜改も登場し、こちらと比べれば倒しやすいという意見が専らだろうか。かつてはオメガこそ最も攻略しにくい相手といわれ、それをさらに強化させたオメガ改が出てきたというのに、そのさらに上がいるというのも、とんでもない話だが。


以後発売されたシリーズ作品でも、ラスボスを凌ぐ強敵として登場するものが多い。

FF4TA

終章・真月深層部B13階の小部屋にいる。やはりウロウロしているので接触するとバトルへ。

FF5ほど込み入ったアビリティの無いFF4シリーズでは基本的に正面から挑む戦いになるというのに、カウンター主体のこいつの性能はFF5とほとんど変わっていないので、さらに事態は厄介なものとなる。

  • 能力値
    • HP:165000
  • 主な攻撃方法
    • たたかう、熱線、火炎放射、地震 - 強力だがこの辺りはまだ普通。
    • 石化睨み、ブラスター、有害物質 - 終盤でも状態耐性を揃えにくいFF4系でこれはひどい。特に有害物質はFF5で言う虹色の風に相当し、何を仕掛けられるかわからない。
    • 波動胞 - ホワイトウインドもないこの作品で最大HPの半分削りにスリップとかやめてください。
    • 電磁場、ミールストーム - ストップ効果で回復薬を止められるとピンチに。しかもミールストームを常用するのが最悪。
      • ミールストームはFF4系では確率での回避ができない。もちろん無属性なので基本的に必中。
  • カウンター攻撃
    • アーム・オメガード・ブラックホールのいずれかをランダムで2回。アームはFF5で言うロケットパンチだが、混乱耐性を揃えにくいFF4系では脅威度も違う。
  • 奥の手
    • 青い牙で攻撃すると、カウンターがメルトダウン(自爆)。現在HP分のダメージを与えてくるので、ほぼ確実に一発全滅。

ブラックホールでこちらの補助効果を消してくることで地震へのレビテトが無効化される恐れがあり、波動砲+ミールストームによる全滅なども容易に考えられる。さすがに異様な回避率は取り除かれたが、オメガードを使われると1ダメージしか与えられなくなる。弱点の雷属性アイテムへのカウンターがメルトダウンというのは、オメガを知っている人への罠だろう。

オメガード中になげるで武器を当てればダメージを与えられたり、雷弱点かつ機械種族なので機械特効の武器を持っていれば大ダメージを狙えたりと、付け入る隙はさすがにある。異様な素早さは健在なので、クモの糸は必需品だろう。回復のエキスパートことギルバートがいればかなり楽になるんじゃないだろうか。

戦闘が長引けば長引くほど、波動砲+ミールストームのパターンを引かれる可能性は当然上がるので、手裏剣を使えるメンバーとか機械特効できるメンバーはきちんと揃えるのがセオリー。

FF:U

世界を食い尽くす化け物として登場。

体の一部づつが分割され、兄弟である別の部位を探して一つにもどるために様々な世界を彷徨っている。

オメガクリスタルと呼ばれる休眠状態となっているが、目覚めると部位に応じた形態に変わり、周囲を圧倒的な破壊力で吹き飛ばす。

撃退したとしても休眠状態になるだけで滅ぼすことは出来ない。

オメガに世界を滅ぼす意思などは無く、その力が抑えきれない為に周囲を破壊してしまうだけであり、その力を伯爵に利用されていくつもの世界を滅ぼしてしまっている。

「飛び水」を使用することで力を抑えると共に理性を保つ事が出来る。

劇中では「爪」、「毛」、「ヒレ」、心である「クリア」が登場している。

地下鉄エリザベートのエネルギー源としても使用されている。

13-2

DLCとしてコロシアムで戦える。勝利し、モンスタークリスタルを入手することによって仲間にできる。

販売ページ(PS3)

販売ページ(xbox360)


ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア

オメガ

第3部「紅蓮のリベレーター」の序章にて登場。今作では「別の星から来訪した、自己進化を続ける兵器」という設定。

発見時は古代アラグ帝国の遺跡の中で休眠状態だったが、反帝国レジスタンスが仲間を生贄に召喚士た蛮神「神龍」対策のため、主人公たちによって覚醒させられる。

自立型対蛮神兵器として圧倒的な戦闘力を見せたオメガは、神龍との神話のような激闘の末、両者ともにギラバニア方面へと姿を消した。


オメガが本格的に再登場するのは第3部「紅蓮のリベレーター」クリア後である。

ギラバニア辺境域に落着したオメガはその周囲に異界を形成。そしてその中で独自の生態系を作り出し、生成した生命同士を競わせることによる、兵器開発を開始していたのである。


そもそも、上記にあるようにオメガは異星の戦闘兵器である。オメガの母星とイシュガルドの竜の祖先の母星は戦争状態にあり、オメガはその中にあって竜の星の戦士「ミドガルズオルム」を討伐するために生み出されたターミネーターだった。

だが戦争の最中、目標のミドガルズオルムは7つの自身の卵をもって惑星系外へと逃亡。オメガとミドガルズオルムの追撃戦は幾星霜に及び、長い旅路の果にオメガは破損し、母星に関するデータのほとんどを失ってしまう。それでもミドガルズオルムを追跡して惑星エオルゼアに辿り着くも、そこでハイデリンと契約したミドガルズオルムが大きく変質したことでターゲットとして認識できなくなり、以降は自己修復をしつつ休眠状態になることとなった。

ちなみに古代アラグ帝国はその休眠中のオメガを発見し、その自己修復過程を観察することによってオメガの技術の幾分かを解明。魔術と科学の融合した「魔科学」を手に入れたとされる。


異界であるレイドダンジョンをクリアすることによってオメガの真意を知ることができる。

オメガは休眠中も周囲を観察しており、それによって人類のもつ「ときに爆発的な力を発揮する機能:心」に興味をもち、それを自身に実装しようと研究していたのだった。

そして同時にオメガは望郷の念にかられており、いつか母星への帰還を夢見ていたのである。

だが激闘の末にシド・ガーロンドの説得によって、心を実装すれば自身の母星を探す悠久の旅に心が耐えきれないという結論に至った。

心を得てこの星に埋もれるか、心を捨てて母星を探す旅に出るか。オメガは葛藤の末、再び目覚めるかもわからない休眠へと入っていった。


ボスとしては次元の狭間オメガ:アルファ編3層および4層で対決することになる。

初戦の3層では旧来のイメージを踏襲した四つ足の兵器の姿。

アトミックレイ、マスタードボム、ロケットパンチなどFF5由来の技を多く使う。


オメガ M & Fファイナル

4層ではヒトの真価を知るため、自身が一対のヒトの男女の姿を模倣して(画像左)戦いを挑んでくる。

単なる連携攻撃に留まらず、戦法をも光の戦士を模倣しており、ロール分担やリミットブレイクなどを実装している。


オメガが敗れた後提示したシミュレーションである零式では、ヒトの姿は戦闘能力の向上に寄与しないと判断したオメガが、更にボディを再構成してアルテマウェポンを思わせる人馬状の姿(画像右)へと変貌。

しかし観測した事象を十全な解析に至らずに再構成を繰り返したためか思考回路がバグに汚染されて崩壊してしまっており、光の戦士にも「レイテント」「デグレード」などのバグを付与してくる。


系統機体?

プロトタイプ

FF5の第一世界のフィールドのとある場所でエンカウントすることがある。

オメガほどではないが、第一世界の敵としてはそこそこ強い。アビリティ「あやつる」であっさり簡単に倒せるのだが、その方法は自爆である。

FF5アドバンス以降はモンスター図鑑がある為、これに遭遇してないと図鑑開放率100%にならないが、実は第三世界でも沈んだウォルスの塔で見かけたりする。


マシンヘッド

ピラミッドの中を徘徊している(警備メカみたいなものなのだろうか?)

コイツの印象で油断してオメガの被害者になった方が多かったと思われる。

普通の攻撃が通用するほど脆いが、波動砲を使うなど攻撃的。

FF5アドバンス以降は隠しダンジョンにも登場し、それ自体は弱いのだが、2体で出現する。

つまり油断させておいて波動砲2連発=全滅という隠し球を持っているトラップ。


その他の作品

ファイナルファンタジー(GBA版)

追加ボスとして登場。癒しの水の洞窟の最深部にいる。

攻撃面では総合力で神竜の方が上手ではあるが、一方で防御面は桁違いで、弱点の雷属性でも対策無しでは決定打を与えにくい程。それでも通常攻撃は神竜とほぼ互角、即死攻撃の地震と軽減手段の無い波動砲を頻発と、強敵である事には変わらない。また、この作品ではなんと喋る。

「千年ぶりの挑戦者よ……。その力を我が前にしめし……我に打ち勝ってみせよ……」

と、なかなか威厳もたっぷりである。


ファイナルファンタジー11

オメガ族として「Omega」「Proto-Omega」「Arch-Omega」「Pantokrator」が登場。

同じ機械兵器に属しているアルテマ族と対を成している個体が多い。



小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル

追加コンテンツ「無限の塔」のボスとして50階に登場する。


ディシディア ファイナルファンタジー

召喚獣の一体として登場。一定時間ごとに相手のブレイブを1/2にするという強力な効果を持つ。

ブレイブがあっという間にブレイク寸前になるのも珍しくない。

効果が強力な分、チャージに必要なバトル回数がほかの召喚獣に比べて多い。


その他、チョコボシリーズの出番が多く、

「チョコボの不思議なダンジョン」「チョコボの不思議なダンジョン2」「シドとチョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮DS+」「チョコボと魔法の絵本 魔女と少女と五人の勇者」「ダイスDEチョコボ」に登場している。

「チョコボスタリオン」では彼の名を冠したGI「オメガ賞」がある(元ネタは菊花賞)。


ロードオブヴァーミリオン3にも「FFモンスターズ」枠で登場している。


FFシリーズではほかにオメガの名の付いたモンスターとして

オメガウェポン」「オメガヴァイス」「オメガmk.XII」が登場している。


同社の他作品にも派生しており、

ライブアライブには岩間さま(岩間=がんま=ガンマ=オメガ)、

半熟英雄にはこれを元にしたΩ7610(オメガなると)が登場。


関連イラスト

崖下にオメガがいたGoGoオメガ


関連タグ

神竜 オメガ FF5 ギルガメ メカ

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