コリーダコロシアム

こりーだころしあむ

表向きは闘技場、裏は玩具工場

概要

ドレスローザの観光名所のひとつ。所属する剣闘士や腕自慢の他国の戦士達が戦いあい市民はそれを観戦する場所。

アウトローだったキュロスもこの場所で3000回にも渡り白星をつかみ取ったことで英雄になった。

元はただ相手を倒せばそれでいいという「技」を「魅せる」場所であり、人殺しも行われない、「神聖なコロシアム」と言われるほどの場所だった。

まあ言うなれば武道や格闘技の「試合」といった感じである。

しかし、死の商人ドンキホーテ・ドフラミンゴが政権を手にした事でシステムがかわり、コロシアムは剣闘士達が真剣で殺しあう場所となり、周囲の堀には闘魚が放たれるようになった。

ドフラミンゴに逆らった囚人たちはここで猛獣や海賊たちと闘わせられ「1000勝すれば解放してやる」と無茶な命令をされている。

そして、コロシアムの地下には、巨大な武器工場及び密貿易港が建てられた（ドレスローザは国全体が台地になっているので、全体的に標高がやや高いのである）。シュガーによって玩具にされた者達は、表向きには「夜はオモチャの家に帰る」と言われているが、実際は夜を呈して地下にて強制労働に課せられている。

また使い物にならなくなった剣闘士は「治療」を受ける名目で地下のゴミ捨て場（工場の上にある）に送られる。このゴミ捨て場は超頑丈な鋼鉄で固められており、飛行でも出来ない限り壁をよじ登ることは不可能。やがて剣闘士はトレーボルの粘液により自由を奪われ、シュガーに玩具にされる。ホビホビの実により玩具にされた生物は写真や手記が残っていようが全ての人の記憶から抹消されるので、「剣闘士が治療から帰ってこない」ということも瞬時に忘れられてしまうのである。

こういうこともあってか内部には海兵や警察は立ち入り禁止であり、勿論子供も追い返される。

ルフィをおびき寄せるためにメラメラの実を懸賞品とした大会が開催されたが、飛び入り参加したサボにより闘技台が破壊されてしまい、メラメラの実は亡きエースの魂を継ぐサボの手に渡った。工場も麦わらの一味とトンタッタ族により破壊され、ドフラミンゴがルフィに敗れて柴虎に逮捕されたことにより密貿易は終わりを迎えた。

その後、コロシアムが改修されたかどうかは不明。

モデルはローマのコロッセオ。