概要
アイドルマスターシンデレラガールズにおいて、初期から交流がある小学生二人組。小学生としては最年長で大人びた櫻井桃華と最年少龍崎薫が、年齢や境遇を越えて仲睦まじさを見せている。
二人の歩み
2013年6月、岡崎泰葉とともにリトルチェリーブロッサムを結成。ユニット最年長の泰葉が、それまでの子役としての活動のためか、自分より年少者との共演機会が少なく、薫との交流にぎこちなさがあったのに対して、桃華は薫の世話を焼き、その天真爛漫な態度を受け入れる度量を見せた。
2015年3月、アイドルチャレンジ目指せ優雅なお嬢様に出演した薫が、お嬢様と聞いて一番に思い起こしたのは桃華のことであった。
同年9月、ドリームLIVEフェスティバルでも共演。同時に公開されたシンデレラガールズ劇場第568話「みんな最初の思い出は」にも出演し、二人で一コマ目を飾った。
同月に発売されたシンデレラガールズ劇場第3巻の巻末描き下ろし２「それはダメでしょ!?」では橘ありすと共演。年長二人が薫に所謂油断笑顔の写真を単行本において掲載するよう説得されている。
2017年3月からのドリームLIVEフェスティバルスプリングSPにて、相葉夕美、五十嵐響子、依田芳乃とともにユニット花咲くオトメを結成している。
2020年1月に開催されたアイドルLIVEロワイヤルにおいて、薫が上位報酬SR「つよさの決め手」となった。イベント終盤には薫を応援するユニット『かおる応援団「リトルチェリーファンタジー」』が現れた。メンバーには桃華も加わり、薫の活躍を信頼しつつ応援した。
スターライトステージ
リズムゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』においても二人の交流は描かれる。
2016年3月31日開催のイベント「LIVE Groove Dance burst」に佐々木千枝、市原仁奈、赤城みりあとともに新曲ハイファイ☆デイズを唄うステージに挑んだ。
同月に実装された限定SSR［ローズフルール］特訓前には薫と千枝が写り込んでおり、特訓エピソードでは後述のマジックアワーでの3人の約束を果たした。
2017年6月19日開催のイベント「Yes!PartyTime!!」では同曲をハイファイ☆デイズの歌唱メンバー5人で披露。イベントコミュでも5人が再集結し、TV番組の企画としてキャンプを行った。
2018年9月からのイベントLIVE Paradeにて、U149から移植されたドレミファクトリー!でも共演した。
2019年4月に公開された営業コミュ「フィッシングだよ! L.F.B.G」でも共演した。薫は釣果のない桃華に最後まで寄り添い、その初獲物をサポートした。
メディアミックス
アニメ『アイドルマスターシンデレラガールズ』
第17話で他のジュニアアイドルとともに新企画の学園バラエティ『とときら学園』の生徒役レギュラーとして招集され、番組のリハーサルや収録に臨む姿が描かれた。
その後も第18話のとときら学園収録風景、第23話のとときら学園出演者によるＮＧｓクリスマスライブへのメッセージ作成、第25話のシンデレラの舞踏会におけるとときら学園出張第17話で他のジュニアアイドルとともに新企画の学園バラエティ『とときら学園』の生徒役レギュラーとして招集され、番組のリハーサルや収録に臨む姿が描かれた。この際に二人ともボイス実装され、特にアニメPVに出演しながらこの時まで追加情報無く待たされた桃華については大きな話題となった。
その後も第18話のとときら学園収録風景、第23話のとときら学園出演者によるＮＧｓクリスマスライブへのメッセージ作成、第25話のシンデレラの舞踏会におけるとときら学園出張版に姿を見せた。
円盤特典の第26話では、とときら学園の臨海学校で着ぐるみ姿を披露した。
アニメ連動企画のドラマエピソード『マジックアワー』の第17回に佐々木千枝とともにゲスト出演した。大人になったらしてみたいことについて、三人で話し、パーソナリティーの小日向美穂に仲の良さを誉められた。三人は、アニメで共演するずっと前からなかよしであったと語っている。
ちなみに、桃華のしてみたいことは自転車で遠くに出かけることであったのだが、薫と千枝が大人になる前にかなえちゃおうと持ちかけ、三人で公園まで自転車で行く約束をした。この約束は、上述のスターライトステージにおける桃華のSSR［ローズフルール］の特訓エピソードで果たされることとなる。
アニメ『シンデレラガールズ劇場』
2期最終話となる第26話で共演。他の出演者は橘ありす、佐々木千枝、市原仁奈。桜井邸での夜ふかしお泊り会に招かれて大はしゃぎの薫であったが、同い年の仁奈とともに一番に眠りについてしまった。
コミカライズ『アイドルマスターシンデレラガールズU149』
初期メンバーとして、二人とも0話から登場。薫は結城晴とともに室内でサッカーに興じたりして、桃華に注意されているが、敬遠したりする素振りは見せていない。
ありす編では、躓いたありすを応援したい薫と仁奈に、桃華は適切なアドバイスを与えて、彼女たちの応援をありすが受け入れやすい状況で決行させた。
第11話特別編では、桃華は薫たちが行う白線伝いや食玩といった庶民的な事物に、興味津々の様子を見せている。
一方、第15話特別編では、桃華の小学校の遠足が観劇だったと聞いた薫たちは、なんかカッコイイと思っている。また、ローズティーについて語る桃華が、薫を退屈させたかと気遣うと、桃華の話は分かりやすくて好きだと、もっとお話しようとせがむ薫であった。
鴨川ロケ編では、最年長の一人として随所で年少組への配慮を見せていた桃華だが、第24話特別編で親切おばけに脅かされて涙目になった薫にハンカチを差し出そうとしている。
小春編では、小春のウェブ限定配信番組「どうぶつ委員会」のお仕事を、レッスンの合間にありすのタブレットでともに視聴している姿が描かれた。
