CV:朴璐美
概要
桃谷ジロウが、ドンドラゴクウへアバターチェンジする際に使用するドラゴン流変身武具。
ドン15話にて、「内なる声」でその存在を感知したジロウの手元に、専用のアバタロウギアと共に出現した物で、ドンドラゴクウが得意とする棒術と我流のカンフープレイを活かし、必殺コンボをドンドン決める事が可能である。
その名の通り、中華圏の長物の一つである戟(※)を模した形状をしており、刃の根元にあるギアテーブルに専用のアバタロウギアをセットし、アバターチェンジを可能とする。刃の側面の黒い部分には、能力の発動に応じて龍のグラフィックが、ネオンサインの様に浮かび上がる様になっている。
入手後は変身前から携帯しており、変身後に比べて明らかにサイズダウンしているが、その際は後述のDX玩具程度の大きさとなっている。
(※「戟」と名の付く武器は特撮系のそれとしては珍しく、これ以外には『五星戦隊ダイレンジャー』に登場するダイレンロッドのアタッチメント(ヤイバー)の一つにその名が見られる程度である)
機能
上述されている通り、桃谷ジロウがドンドラゴクウに変身する為に使用されるが、同じく変身機能を持ったメインウェポンであるドンブラスターとは違い、現状ではドンドラゴクウへのアバターチェンジのみが使用でき、アルターチェンジや他戦隊へのアバターチェンジは虎的盾鑼にて行われる。
その一方で、劇中では未だに使用されていない機能が存在しており、「龍虎」と銘打たれているだけに、龍に対応した基本形態の矛モード以外にも、虎に対応するもう1つの形態が存在するが、初登場となったドン15話から、ドンムラサメが登場したドン18話の時点では未だその全容は明らかとされていない。
矛モード
ドンドラゴクウへの変身に使用されるモード。
龍をモチーフにデザインされたグラフィックが浮かび上がる。
アックスモード
もう一つのフォームであるドントラボルトへの変身に使用されるモード。
虎をモチーフにデザインされたグラフィックが浮かびあがる。
余談
- 音声は上記の通り朴璐美が担当。スーパー戦隊シリーズへは『騎士竜戦隊リュウソウジャー』にてプリシャスを演じて以来の参加となる。
- 番組公式サイトでは、音声は「朴さんにはヤンチャ少年系をオーダー、もうぶっちゃけ◯◯の錬金術師に中華を混ぜた感じでお願いしマス!と無茶な注文をしてしまいましたが、朴さんは快く引き受けてくださいました(ありがとうございました!!)」と紹介されている。
立体物
2022年6月18日に発売。2モードへの変形やライト&サウンドギミックの他、7月発売予定の虎的盾鑼との連動ギミックも搭載している。また公式には言及されていないが、ドンブラスターとの連動も可能とされており、実際に公式の紹介動画でもこの連動遊びが取り上げられている。
セットするギアはどれでも同じ変身音声が鳴るが、赤外線での連動遊びはセットしたギア毎にある程度個別の音声が鳴る仕様(センパイジャーとジュウレンジャー、ダイレンジャーがそれぞれ個別の音声が鳴り、ドンブラザーズは同じ技名だがSEが異なる他、ツーカイザーとゴーカイジャーは同じ「かいぞく突き」となるが、SEは異なる)で、追加戦士の変身アイテムとしては中々のプレイバリューとなっている。
関連タグ
如意棒:孫悟空モチーフ戦士の武器である点から、如意棒の要素も含んでいると推測される事がある。
ビヨンドライバー:『仮面ライダージオウ』に登場する変身ベルト。音声の質感から、同アイテムのCVであるアフロ(MOROHA)を連想したファンもそれなりに居た模様。
ハートフルーツペンダント:ニチアサ同期の追加戦士の変身アイテム。
歴代追加戦士変身アイテム
ギアダリンガー←龍虎之戟→???